理系の世界

理系は国語も得意でないといけない。

なぜなら、数式は言葉だからだ。大学院以降、正しく計算するだけは求められなくなる。どのように考えたか、どのような過程を踏んだのか説明をもとめられる。高校まで数学や物理とはまるで違う世界だ。

このことに戸惑う学生が多いので、知っておいてほしい。

大学に入ってからではおそいのだ。高校にいる時に、数学が得意(計算)だから数学科へなんて考え方をしてると痛い目に遭う。物理学科もまた同じである。

そのことを高校教師は教えてくれない。そもそもしらないのかもしれない。高学歴と言われる学校にとりあえず押し込めば良いと思ってるのかも知れません。

理系は大学院へ行くのが常識的にだが、学部で卒業までする人も多い。先程述べたことを知らなかったからだ。それならサッサっと就職した方がいいという考え方になる。

それでは日本の国力が落ちるばかりだ。理系は地味だが、国力を支える屋台骨のような存在である。非常に貴重な存在だ。大事にしなければならない。にもかかわらず冷遇している。(特に基礎研究)

そのままでは本気でヤバいのではないかとわたしは危惧している。

わたしの主張は以上です。

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