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じいじ 保育士を目指す! 読んでみて!!

 図書室で借りた

 書籍(読み終わって、手元に置いておきたかったので実際に買った)。これは指導教官からお薦めされた本の一つ。

皆さんにも、是非読んでもらいたい。特に保育専攻の学生に。

 タイトルが衝撃的だけど、実際の事件をルポしたもの。この著者には研究会でお会いしたのだが、お話はできなかった。

 でも静岡の事件も追っているという事で、悲惨な出来事に共通するモノを感じた。

 こうやって、保育が如何に重い責任を持って園児の命を預かっているのか、保育に関わる者全てが常に自覚しなければいけない事。

 そして、問題の本質が安全管理マニュアルという様な表面上の形式化されたモノではなく、保育の専門性とリンクした子ども達ひとり一人への保育実践、そしてその子ども達の周りの大人の関係性という当時者意識の重要性と、そもそも保育に本当に向き合っているの?それともルーティンワークとしてこなしている業務?という問題なのだと思う。

 それぞれの立場で自覚的に子ども達の幸せをどう実現するのかを対話(相互の関係性を自覚した、相互の存在を理解したコミュニケーション)によって、日々進められるべきモノだと思う。

 保育者が自覚的に子ども達の命を守ること、保育マネージメントが子ども達の命と向き合い、保育関係者の対話的な意思疎通と安全環境を常に意識しているか。

 保育者と保護者が共に子ども達の幸せを考え命を守る為に協力しているか?保護者は、受益者という他人事として保育に関わっていないか?それぞれの関係者が積極的に、自覚的に保育を見つめ関わる事が如何に大切か。それぞれの立場で常に考える事。

 そして、日々保育者がやっている事の重さ。そして、世の中の人にもその重責を保育者が担っている事をわかって欲しい。

世の中の支えがあるから保育は成立することを、どうかわかって欲しい。

さて、今日はこの辺で。

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