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怒りの感情を手放すヒント

感情的になったとき、人間はちょっと“おバカちゃん”になってしまいます。

特に「怒り」
イライラすると冷静じゃなくなり、知性が下がります。
怒り狂っている人を見ると、何言ってるかわからない時ありますよね。

怒っているときは、自分もそうなっているんですよ。
ただ、残念ながら自分では気づけない。
なぜなら、ちょっと“おバカちゃん”だからです。

芸能人やタレントのニュースでもたまにありますね。
イラッとして暴力事件。
視聴者は、バカだな〜って感じで冷静に見てるけど、
本人は怒りで冷静さを失っているので気づけない。
冷静さを失うと、他のいろんな大切なものを失います。

怒りの感情を出して良かったことはあるだろうか
怒りに任せて問題が解決するだろうか
怒りをぶつけて良い結果になることがあっただろうか

誰も好きで怒っている人はいませんよね。
本当は怒りたくないんです。

怒りがもたらすメリットはほとんどないので
できれば怒りは抑えたい。

とはいえ怒っているのに我慢するのはさらにツライ。
我慢しなきゃと思うと余計イライラしてしまう。

この厄介な「怒り」とどう付き合っていこうか。

怒りの感情があるのは当たり前で怒ってはいけないとは思ってません。
ただ、反射的に怒るのは良くない。

何か言われたり、何か出来事が起こったりした瞬間に
反射的に怒る。
これは、野生のゴリラかサルみたいですよ。

人間には“理性”という素晴らしい機能があります。

この理性を鍛えるんです。
筋トレです。


この怒りの正体を知ることで、
自分がどうして怒っているのか少しは理解できるかもしれません。
怒りを理解できたらコントロールもできるようになります。
まずは正体を知ることです。

怒りには目的がある

人間はなぜ怒るのか?
怒る目的があるからです。
でもほとんど自覚できてません。
怒りによってどんな目的を果たそうとしているのか

①自分の思うようにしたい【支配】
言うことを聞かない子供にイライラする。
言ったことをやらない部下にイライラする。
自分の期待通りに動かない人にイライラする。
時間通りに電車が来なくてイライラする。

自分の「こうしたい」という思いが達成できないストレスから
怒りに変わるパターン

②自分が優位に立ちたい【主導権】
自分の意見を否定されてイライラする。
自分の意見が聞き入れてもらえずイライラする。

自分が主導権を握れないことへの焦りやストレスが怒りに変わるパターン

③こうであるべき【価値観】
こうでなければならないという自分の価値観から外れたらイライラする。
こうあるべきという価値観から外れた人にイライラする。

自分の価値観が絶対に正しくて、
間違っている人にストレスが溜まり怒りに変わるパターン。


怒りは傲慢

どの怒りのパターンでも、怒りというのは
“自分の意見が正しい”と思っていることが前提にありそうです。

本当に相手が100%原因がある場合もありますが
多くの場合は“自分が正しい”という傲慢である。
と考えてみたら怒りは収まるのではないでしょうか

本当に自分が全て正しいのでしょうか?
もしかしたら自分が間違ってるかもね
相手も悪いところはあるけど、自分にも原因はあったかもね。
と言えるくらいの余裕があれば、そんなに怒ることもないでしょう。

怒りをコントロールするためにも
心の余裕が欲しいものです。

怒りを我慢するのではなくコントロールする

怒りは人間の感情なので、どうしても出てきてしまうことでしょう
それを出てこないようにするのは非常に難しい。

出てきた怒りの感情に支配されないことが大事。
怒りが出ても2秒でコントロールできればオッケーです。

ちょっと訓練が必要になりますが、「慣れ」です
トレーニングです。練習すればできるようになります。

まず、怒ってしまった状況を振り返ってみて
なぜ怒っていたのか自己分析します
(怒りの目的は何だったのか?)
怒ってしまった自分を責める必要はありません。
むしろ自己否定してはいけません。
ただ、認識するだけです。

ああなるほど、怒っていた本当の理由はこれだったんだな、
と気づけたらもう感情コントロールマスターまですぐそこです。

怒ってしまったけど「怒る」以外の方法はなかったかな?
怒ってしまったけど、自分にも否はなかったかな?
怒ってしまったけど、相手を支配しようとしてなかったかな?

自分で自分と会話してみる
人間は自分が正しいと思い込んでいる。

怒りをコントロールできたら
仕事、家庭、人間関係がもっとうまくいくと思いませんか?

怒りに支配されていたら、人生うまくいきません。

なぜなら、怒ってる時は“おバカちゃん”になってるからです。















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