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【詩のようなもの】見えない眼鏡

私の愛用品
よく見えない眼鏡
ほどほどに見える眼鏡

遠くも近くもほどほどに見える眼鏡
それはそれは快適
それが幸せだった

でも色気を出してみたくなる
クリアな視界
パッチリした目を思い出す

コンタクトレンズをはめてみる
クリア過ぎる視界
クマが気になる目

知りたくないことを
知ってしまった
近くにいたっては
見づらいじゃないか!!

おずおずと愛用品の眼鏡に
手を伸ばす
やっぱり好き

私の視界を優しく演出してくれる
ありのままのあなたが好きよ
たっぷり甘やかしてくれる

私は随分と自分に優しくなれた
視覚は鈍いけどね
もう一つの視界はクリアだから大丈夫

愛用品のよく見えない眼鏡
よく見えないからこそ
笑っていられる

綺麗でいるよりも
よく見えない眼鏡をかけて
笑っていたい

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私はかなりの強度近視で幼い頃からずっと視力が弱いです。
コンタクトレンズの度数は、Power−9.5 
おそらく先天的なもので、眼軸が通常よりも長いから近視になりやすいのだと思います。
眼鏡とコンタクトレンズとともに歩んできた人生。
でもここ数年は花粉の時期などに目が痒くてコンタクトレンズができないことが続いており、もうかれこれ半年以上ずっと眼鏡生活でした。
でも新品のコンタクトレンズは余っている。
先日久しぶりにコンタクトレンズをしてみたところ、違和感満載。
近くが見づらいのはショックでしたね(笑)
まだ変化を受け入れきれていないけど、でも何十年も休むことなく働き続けてくれている自分の身体に感謝したい。
次にコンタクトレンズをつけるとしたら、免許更新の時かな…。








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