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医療ソーシャルワーカーの業務日記11〜『聞きにくい情報』が『必要な情報』

皆さんこんばんは♪

ソーシャルワーカー21です。

新年度になって変わらない日々を過ごしています。

今日は業務日記で、『必要な情報収集』についてです。

医療ソーシャルワーカーが支援していくには『情報収集』が必要です。

こちらの記事で書きましたが、医療ソーシャルワーカーの必要なスキルの一つです。

医療ソーシャルワーカーが支援する患者さんは、生活環境に課題があることが多いです。

そして「生活環境の課題」の情報は『聞きにくい情報』が多いです。

実は『聞きにくい情報』こそ『必要な情報』である場合が多いです。

例えば「医療費が払えない」という相談を受けたとします。

このときに『必要な情報』は貯金や収入(他にもありますが!)。

これはとても聞きにくいことですね。

私も聞かれても言いたくないです。

でも聞きにくいからと言って聞かないと何も解決しません。

今日2年目の医療ソーシャルワーカーさんからケース相談を受けました。

このときの後輩です。笑

まさに「医療費の支払いができない」「生活保護を申請したい」といった内容です。

しかし患者さんは「収入と貯金のことを言いたくなさそう」「聞きにくいから聞けなかった」ということです。

『それはダメだー!!』という話です。

『聞きにくい情報が必要な情報なんだー!!!』と伝えました。


そうしたら後輩は

『聞きにくい必要な情報収集』ってどうやって聞けるようになりますか?

と聞いてきました。

そんな方法はない!!と思っていたら、

「この指導者教えてくれねーのか」って表情をされちゃいました。

方法を聞かれても難しいですが、一緒に考えました。

結論は『聞きにくい必要な情報を聞く理由を丁寧に説明する』でした。

「なぜその質問をするのか」「この課題を解決するために必要だから」

確認事項を伝えて再度患者さんのところに行って確認していました。

その後は必要な情報を確認できたみたいです。

私も『聞きにくい情報』は聞きたくないです。

しかし聞かないことで課題解決できず、患者さんの不利益になるのであれば聞かないとならないと思います。

後輩の支援が成功するかどうかは今日だけじゃわかりませんが、うまくいってほしいですね。


話は変わりまして、今日は横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース

昨年日本一のチームです。

初回に4点先制!!

今日もいいですね。

最後まで読んでくださってありがとうございました😊

明日もよろしくお願い致します♪

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