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感情教育3〜ネーミングとレーティング〜


1 ネーミング

感情を表す言葉はたくさんあります。

楽観的。
リラックスしている。
没頭している。
傲慢。
激怒。

たくさんありますが、
その意味は正しく認識されているでしょうか。

あるいは、今感じている感情に、
子供たちは名前をつけられるでしょうか。

この名前をつけるというのを
「ネーミング」と言います。

ネーミングができるから、
自分の感情の微差に気づき、
脳は安定していきます。


感情のネーミングには、意味調べをさせます。
感情の意味を国語辞典なインターネットを使って調べさせます。


あらかじめ表を作っておいて、
本人にも知らせておきましょう。
私は国語の時間にやらせていました。

感情の言葉と意味


そして、それぞれどんな時に感じるか、
自分の経験で探し出してもらいます。


2. レーディング

次に、レーディング(温度計)です。

よくアンガーコントロールで
使われる怒りの温度計がありますよね。

あれの応用です。
自分の今の感情の度合いを示すのではなく、

①それぞれの【感情の言葉の度合い】を
温度計に貼り付けていきます。

この感情の言葉は、単語カードでも、
表情マークでも構いません。
温度計にそれぞれ貼り付けていきます。

② 次に、自分の写真を撮ります。
それをら温度計に貼り付けていきます。

感情の言葉にあった、表情を作るのです。



表情の写真を撮る時は、表情マークをモデルにしけ
表情を使ってみましょう。
😄😆😡😭😭😥😕

たくさんの表情マークがあります。


応用編としては、人物の写真だけでなく、
LINEのスタンプ、
絵文字も面白いですよね。


子どもたちの将来のコミュニケーションは、
LINEのスタンプを適切に使えること、
そのスタンプの意味が、感情がわかること。


こういったことにも繋がるからです。


さて、次のようなワークシートを
ジャムボードで作成しました。



驚きを表す言葉を1-5段階で、
温度計に並べてみましょう。



感情の言葉には、【意味】があり、
それぞれに【度合い】があり、
そのニュアンスは【人によって違う】ことを
理解させていきます。

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