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内職という仕事

私は精神障害につき定職につけておらず、内職しながら就職活動している。
立場的には業務委託契約という形であり、実質自営業である。

仕事内容自体は難しくない。AIが自動文字起こししたものを正しいか確認して不備があれば修正する。しかし文字単価(1文字数銭)で支払われるためスピード勝負である。稼働時間も報告するのだがその時間内にいかにたくさんの文字数を稼ぐかが勝負だ。

最初の頃は35時間程度稼働して3万円程度稼いでいたが、推し活で旅費が必要になりもっと稼げる!と思った私は稼働時間を50時間に増やし5万円稼いだ。これに味をしめた私はさらに稼働を60時間に増やしコンスタントに5〜6万稼ぐようになった。

「60時間なんて普通の会社員に比べたら100時間足りない。甘えてるな。」

そう思った方もいらっしゃると思うが、内職は会社員の仕事とは違う。会社員はどんなにのんびり、あるいはダラダラ仕事していようが20万程度は大卒の新卒なら確実。

しかし内職の仕事を一ヶ月160時間やるのは無理だと断言する。内職は半端なく集中力とスピード感が必要で、これを1日8時間維持するのはいくら健常者でも到底無理である。そもそも人間の集中できる時間は90分という説があったような気がする。会社員だって8時間中半分集中していればだいぶ優秀な方で、そのうち多くの時間はお手洗いに立ったり、間食したり、人によっては喫煙所に行ってる時間だろう。内職はそんなことをしている間は金は支払われない。

金をもらう方法は手を動かすのみである。

しかしこのお仕事の契約、実は今年いっぱいで打ち切りなのである。就活中の身だが仕事が決まっていないので、来月から毎日が夏休みの毎日に逆戻り。

今日2023/12/31を持って私はこの仕事を引退する。

というわけでちょっと無理をして今月は80時間稼働してみた。普通の会社員の半分の時間内職できていれば上等だろう。ちょっと自慢していいと思っている。

これをもって仕事納めとする。

#仕事について話そう #内職 #労働時間 #仕事納め

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