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電車の外国語表記と混乱


日本慣れしていない日本語ネイティブの乗車体験

私は日本に来てもう14年も経ちます。
育った国の言葉はネイティブレベルでできるはずなのですが、今となっては怪しいものです。
すっかり日本語の方が楽になってしまいました。

まだ現地校に通っていた頃は日本の地名が本当に読めなくて、電車ではひらがな、もしくは英語表記に切り替わるのを待っていました。

都内在住なのですが未だ地理に疎く、電車に乗るときは乗り換えアプリ頼みです。
精神障害を患っており、知らない場所へ行くと不安感も強いです。
そこでよく困っていたのが電車の外国語表示です。

焦って顔を上げるとそこには読めない文字が

うっかり居眠りしてしまったり、ボーッとしてしまった時に、ふと「ここはどこ!?」と不安になって顔を上げ案内表示を見る。
その時目に飛び込んできたのが韓国語だった時の焦りといったら。
だって全く読めないのですから。
中国語簡体字ならまだ予測はつくのですが。

ネット上では議論もあるようで

実はこの問題ネットで検索したこともあり、
まとめや記事があることも知っています。
そこには様々な意見が。
- ふと見た時に韓国語だと読めなくて困る(私と同じような方ですね)
- 観光客にとっては親切すぎて「観光感」がないという声も(なるほど面白い)
- 日本なのに日本人に不利益があるのが納得がいかない(それはまあそう)
- 韓国語や中国語は見るだけで嫌な気分になる(そこそこの過激派ですね)
などなど。
この問題はどうすれば良いのか?
困っている当事者としてこの疑問は常に頭の片隅にありました。

ついに最適解を発見

ある日初めて東京メトロ銀座線に乗ったとき、衝撃を受けました。

これだ。
これが最適解だ。

東京メトロ銀座線。日本語と中国語を同時に表示。
同じく銀座線。ひらがな表記の横にハングル表記。

常に日本語が表示されながら、隣で英中韓の三ヶ国語で表示が切り替わります。
これなら誰も困らないのではないでしょうか。
みんなにやさしい表示。
何よりひらがなの横に韓国語表記があるとハングルの勉強にもなって楽しいし、日本の新字体と中国の簡体字の比較もできて学びがある。

全路線で導入してほしいところです。

…改装代がネックでしょうか。

#鉄道 #電車 #東京メトロ #外国語表記 #バリアフリー #帰国子女 #元帰国子女 #不安障害

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