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【趣味】私とトート・タロット

以前から書きたかったタロットの記事。
私はかなり特殊な使い方をしている。
この記事はタロット初心者の方向けでも
ベテランの方向けでもない。
「とりあえずこんなことを考えていて、タロットをこんな風に使ってるよ」
といった具合である。

というわけなので、詳しい用語の解説などは基本的には省いていく。
その代わり、適宜リンクを貼りつけていこうと考えている。
タロットやタロットカードに触れたことがない方には
チンプンカンプンな記事になるとは思うが、
ご容赦いただけるとありがたい。

タロットを引く目的

「目的」というほど大したことではないが、
私はあまり明確な「未来予想」的な占いとしては用いていない。
どちらかといえば、自分の心の本音を探りだしたり
深層心理を読んだり、潜在意識に潜るために使用している。

しかし、未来予想を全くしない訳ではない。
現在、人生においてどのような潮流なのか、
それに基づいて今後の流れはどうなっていくのか、
ある意味で天気予報に近い使い方をしている。

それもこれも、現時点で私にはこの人生において成し遂げたいことが
ある程度明確であるということも関係していると思う。

基本的に「自分のやりたいことがわかりません」や
「何を目的に生きてゆけばいいですか」といったような
質問はしない。
「目的を達成するために今すべきこと」や
「目的達成の道のりで今自分がいる位置はどこか」などを
主に聞いていると思う。

占いの対象者は今のところ私と妻の2名のみだ。
これには明確な理由があって、私の使用しているトート・タロットが
一般的な恋愛、仕事、金運などの実生活に則した内容に適応し難いという
特性ゆえである。
また私は私と妻の自己実現のためにタロットを引いているので、
仕事運くらいはウェイトを置くが、大まかには人生全般の流れや兆しを
みているというのもある。
そもそも恋愛運を占っちゃうと妻に怒られちゃうんだもん。
(たまにコッソリ…🤬ウワナニヲスル

用意(使用)するもの

  • トート・タロットカード

  • オリジナルの手書きシジル

左がトート・タロットカード、右が手書きのシジル

トート・タロットカード

タロットカードは色々な種類が世に出ている。
最も有名なタロットカードはウェイト(ライダー)版タロット
と呼ばれるタロットカードであろう。
多くの方が一度は目にしたことがあるかもしれない。

私が用いるのは稀代の魔術師と言われたアレイスター・クロウリー
手掛けたトート・タロットと呼ばれるタロットカードだ。
私の個人的な感覚では、トートタロットの方がより自己や魂の解放に
重きを置いている印象だ。本当は語ろうと思えばいくらでも語れるのだが、
それをしようとすれば「まずタロットとは」という説明からせねばならず
ここでは割愛させていただく。

トートタロットの乱暴で基本的な説明だけすると
総数78枚。うち22枚がスペシャルカードで
その他56枚は、それぞれワンド(火・情熱)、ソード(風・思考)、
ディスク(土・物質)、カップ(水・感情)を表した通常カードである。
それぞれ良い意味と悪い意味を持ったカードがある。

詳細に語ろうとすればこれまた大変なことになるので、
興味があればリンク先を旅していただきたい。
なお、トートタロットは西洋占星術カバラにも対応している。

良くも悪くも人間や世の中の理を虚飾なしで描いたカードのため
意味を変に取り違うと大変な誤解を生むと思っている。
それだけにカードを読み取る側の経験とセンスが問われる
取り扱い注意のカードとも言える。

こちらは私の手持ちのトートタロットミニ版

シジル

シジルとは西洋魔術に用いられる紋章やシンボルのことだ。
本来、タロットカードを引く時に必要なものではないが、
私はこのシジルをタロットカードを引く時のまじないや
スプレッド(展開)するときのカードの配置位置の目安として
活用している。

手書きのシジル。①~⑩の位置に加え中央の目の部分に合計11枚のカードを展開している。

ちなみにこのシジルは下図のように五芒星と逆五芒星を重ね合わせて
作られた十芒星をベースにしている。
当初は「物質への精神の降下」を意味する逆五芒星のみを
「インスピレーションが舞い降りる様」を示す意味で使用していたが、
使用している内に「人間が天に祈りを捧げる様」、あるいは
「インスピレーションに対する人間側の理解の努力」を示す意味で
五芒星をつけ足した。
そしてオカルト界おなじみの「万物を見通す目」を中心に描くことで
現在のシジルとしたのである。
なお、中心の目は絵心皆無の私が思いつくまま描いたものの、
なんとなく上手く描けちゃって大変満足している😤エッヘン

五芒星は人間(地上)から天へ、逆五芒星は天から人間(地上)へのエネルギーと個人的解釈

カードの引き方

これは完全にオリジナルな方法。
私はジャンピングカードのみを採用する。
ジャンピングカードとは簡単にいえば
「カードをきるときにミスって落ちたり飛んで行ったカード」である。
それらをシジルの①~⑩+目の位置の数に合わせて計11枚引く。

こんな感じで、カードを切るときにミスったカードを使う。

カードの展開法(スプレッド)

これも完全にオリジナル。
下図のようにシジルの尖り①~⑩の位置と中央部の目に1枚展開する。
この際、私のカードは殆どが規則性を持って引かれていたこと
つまり偶然の一致、シンクロニシティが起きていたことが証明されることが
殆どである。

どういうことかといえば、
56枚の通常カードには1~10の番号が振られたものと
人物カード4枚が火風土水の4属性分存在するのだが、
同じ数字、同じような人物カード、同じような意味を持つカードなどが
対で出ることが多い。
また22枚のスペシャルカードも
それら対になるカードと親和性の高いカードがよく出てくる。

例を出してざっくり言えば、ランダムに出しているはずのカードなのに
番号1と1、2と2、6と6など同数の組み合わせが沢山出たりすることが
頻繁にあるってことです。🤔ワカリニクイネー

スプレッド例。この時は分かりにくいけど10-10の組み合わせと人物同士、また良い意味のカードと悪い意味のカードがバランスよく引かれ配置されている。

スプレッドの時は採用されたカードの中でスペシャルなカードや
特にいい意味のカードを真ん中の軸(シジルの①、目、⑩の位置)に
先に配置し、悪い意味のカードを下方(シジルの⑥~⑨あたり)に
配置するようにしている。
良い意味のカードはシジルの上方(②~⑤)に配置するようにしている。
これはセフィロトの樹の順番を意識しているものでもある。

カードの読み取り方

元も子もないが直感と直観
あとは数字や人物カードのシンクロ具合
これはかなり重要視している。
私自身がこれまでの人生をシンクロニシティに
支えられてきた面があるので、人生の前兆、サインとして
シンクロが起っているカードには要注目している。
シンクロの例として、カードの番号が同じ数や連続していること
またカードには水金地火木土天海冥月太陽の太陽系の星々や
牡羊座~射手座のシンボルが付与されているが、
それらの関連性を見ることが多い。
これらはある程度のカバラや西洋占星術の知識を要する。

以上の儀式により、
潜在意識や深層意識、深層心理の炙り出し、
潮流を読む意味での未来予測を行っている。

カードを引くタイミング

カードを引くタイミングは色々あるが、
私は基本的に一般的には忌避される
新月や満月などの月のエネルギーが
大きく変動するタイミングや
惑星の黄道12宮の移動のタイミング、
また、秋分や秋分、夏至と冬至など
暦のうえで重要な日に引くことが多い。

雑なまとめ

恐らくタロットカードに慣れ親しんでいる方からしても異端。
タロットカード初心者の方にも難解。
タロットを初めて知る方にはなんのこっちゃ?
であったと思う。

とりあえずTone.の奇妙な趣味を披露したかったということ。
あとは、
ちょっとタロットって面白そうとか
西洋神秘主義にチラッと興味がわいたとか
全然わからんけど面白そうとか
もうそんな感想でも嬉しいよ僕は🤣

バイチャ✋😇

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