1.自己紹介 であであと申します。フリーのシナリオライターをしています。 大学二年生のころからシナリオを書き始めました。大学では演劇部に所属していたので、戯曲をよく書いており、2年間で82作制作しました。現在は、アニメシナリオ、漫画原作などを主に執筆しています。 シナリオを必要とする全てのエンターテインメントコンテンツのシナリオ制作に携わること、そしてwikipediaに名前が載り、ちょこっと詳細が書かれる程度に有名になることが目標です。よろしくお願いいたします。 2
もう、覚えてすらいない―私が、漫画『やがて君なる』の最終巻を、見終わった日がいつだったのか。 しかしあの時の、二人が互いの変化を受け入れ、それでも一緒に居たいと願い誓ったあのシーンは、今でも鮮明に脳裏に焼き付いて離れない。 *この記事には、漫画『やがて君になる』のネタバレが含まれているので、十分にご注意いただきたい!!! 1. 作品との出会い 確か、CMが流れていた。まだ私が高校二年生の頃だ。登校前、朝食を食べながらそのシーズンに放送されているアニメを見るのが日課
2024年6月23日(日)―これは、私が漫画『好きな子がめがねを忘れた』の最終巻を読み終えた日だ。 *本記事には『好きな子がめがねを忘れた』のネタバレが含まれているため、注意していただきたい。 1. 作品との出会い きっかけは、アニメを視聴したことだ。本作品は、2023年に夏アニメとして放送された。私は毎期、5~6作品のアニメを並行して視聴する。ただ、この時期はそこまで見たいアニメが多くなかったのだ(確か、3~4作品だった)。これではもったいないと思い、夏アニメ一覧を
2024年5月12日―これは、私がアニメ『四月は君の嘘』の最終話を視聴した日であり、同時に宮園かをりがその短い生涯を終えた日である。 *本記事には、アニメ『四月は君の嘘』のネタバレが大いに含まれている。 注意していただきたい。 1.作品との出会い 『四月は君の嘘』を視聴したきっかけは、もはや記憶に残らないほど些細なものだ。SNSをやっていると、おすすめのアニメを紹介してくれるアカウントをよく見ると思う(アニメ好きなら特に)。その中に『感動するアニメ〇〇選』のような投稿