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就活でも受験でも大切なこと③


こんばんは、たねつぐです。
面接指導も定期試験も部活動も忙しすぎて、長い間放置しておりました。
今日も面接で大切なことについてお話していきます。
前回までの記事はこちら
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大切なのは見せ方

同じものを使っていても、魅力的なものとそうでないものがあります。
例えばお刺身です。
老舗の和食料理店で豪華に盛り付けられるお刺身と、
スーパーで1パック398円で売られているお刺身と、
どちらが美味しそうだと思いますか?
きっと老舗の和食料理店のお刺身しょうね。

ところが、インターネットで検索をしてみると、スーパーのお刺身を盛り付けてより美味しそうに見せる技があります。

スーパーで売られている普通のお刺身を…


こういう感じに盛り付けるのです。

中身は同じスーパーで売られている普通のお刺身ですが、盛り付け方、つまりは見せ方一つでそのものの魅力を高められる(高く見せる)ことができるのです。美味しそうですよね。

面接も同じこと

実はお刺身だけでなく、面接でも同じことがいえます。
面接は、面接官に対して「この人いい感じだな」と思ってもらうことが大切です。
「この人いい感じだな」と思ってもらうためには、「そういう雰囲気」が必要です。
就活でも受験でも大切なこと①にも書きましたが、ぱっと見の第一印象と、面接で話している雰囲気があなたを「いい感じの人」へと近づけていきます。
胸を張る、姿勢をよくする、ハキハキ話す、表情や声のトーンが明るいなど、一つひとつ意識するだけでも伝わる印象は大きく異なるのです。

面接で見せるのは「史上最高のあなた」

面接の時間はだいたい10~20分です。
その間は「史上最高のあなた」を演じ続けます。
想像してみましょう。
のび太とスネ夫とジャイアンが学校から帰っていると、道端に子犬が捨てられていました。その日は雨が降っていて、子犬はずぶ濡れで震えています。この三人のうち、家に連れて帰りそうなのは誰ですか?

きっと、のび太でしょうね。
理由は単純です。「のび太は優しいからきっとそうする」です。

面接を受ける際に、ありのままの自分で勝負する人がいます。
個人的にはとてもいいことだと思いますが、それで合格や採用を勝ち取れるとは限りません。
なぜなら、たくさんの面接を受けた人の中から、「いい感じだな」と思われた人から順番に合格するからです。
ならば、あなたはとても魅力的な「史上最高のあなた」で勝負する必要があります。

「史上最高のあなた」はどんな人ですか?どんな性格で、どんな考え方をしていますか?トラブルがあったとき、どう対処しますか?面接官から質問を受けたとき、「史上最高のあなた」なら、どう受け答えしそうですか?
先ほどののび太の話と同じです。
「史上最高の自分なら、きっとそうする」を想像して、それを面接時間の間、演じ続けるのです。

面接で語ることはうそではない

この話をすると、面接で嘘をつくのか?と聞かれることがあります。
もちろん嘘をつくのではありません。
あくまでも、「史上最高の自分」を演じるのです。
理想とする自分を実現させる一番の近道は、実は理想の自分を演じることです。
例えば、学校や職場の廊下でごみが落ちているのを見たとき、「史上最高の自分」がそれを自然と拾うような人だったとするならば、気持ちはめんどくさいなーと思っていても、「史上最高の自分」を演じてごみを拾うのです。
これは嘘をついているわけではありません。

面接も同じです。理想とする「史上最高の自分」を演じて話を進めていくのです。
面接までの準備期間から、意識して「史上最高の自分」を演じ続けます。そうすると、最初は演じているだけだったのが、徐々にそれが普通な状態へと変わっていきます。
完全に演じる姿が普通な状態へとなったとき、あなたはきっと素敵で魅力的で、「この人いい感じだな」と思われる人になることができるでしょう。

何事も、成功するには準備が大切

当たり前ですが、何事もすべてその場で「ぶっつけ本番」でうまくいくわけではありません。
成功率を上げるには、事前の準備が大切です。準備しすぎて損することはめったにありません。

「史上最高の自分」を知るには、幼少期から今までの自分自身について深く理解する必要があります。
そのためには多くの時間を面接の準備にあてなければなりません。
面接で答える文章を書くのも大事だとは思いますが、僕自身は自己理解に最も時間を割くべきだと思っています。

面接での受け答えは覚えた文章を再現する場ではなく、目の前にいる人に対する人対人のコミュニケーションの場です。
面接で大切なことを③つご紹介してきましたが、面接を受ける際のポイントを意識して、自分の望む未来を切り拓いて欲しいと願っています。

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