14,多事総論の果てに
何かに、迷った。
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シリーズもの14曲目です。
無駄に壮大に白熱した議論の末に話は纏まらず、大した結果も生まれない、そんなイメージで書きました。
経験談です。無意味な会議に永遠と付き合わされた苛立ちを形にした曲でもあります。
以下この曲の物語。
「5人の中心で、一人翼を持つ彼は床に落ちていた本を手に取った。
それは薄茶色の質素な本。ところどころ破けて補修した跡がある。
彼が表紙を捲ると黄ばんだページが現れる。
"人々は願う…終わらない幸せを。
幸せを願い作った街で、国で、組織で多くモノが生まれた。
形を得て、色を得て、思考を得て、やがて無邪気な産声をあげた。
それらは多くの人のが議論し結実した結晶。
その果てに朽ち果てて、今はどんな気持ちなんだろうか。"
彼が何の話をしているのかわからない。
開いた本を手に、彼の瞳はこちらを見続けている。
その瞳を見つめ返し続けていたら一瞬、意識が遠のいた。
我に返ると、いつの間にか森の中に立っていた。」
無駄に壮大に白熱した議論の末に話は纏まらず、大した結果も生まれない、そんなイメージで書きました。
経験談です。無意味な会議に永遠と付き合わされた苛立ちを形にした曲でもあります。
以下この曲の物語。
「5人の中心で、一人翼を持つ彼は床に落ちていた本を手に取った。
それは薄茶色の質素な本。ところどころ破けて補修した跡がある。
彼が表紙を捲ると黄ばんだページが現れる。
"人々は願う…終わらない幸せを。
幸せを願い作った街で、国で、組織で多くモノが生まれた。
形を得て、色を得て、思考を得て、やがて無邪気な産声をあげた。
それらは多くの人のが議論し結実した結晶。
その果てに朽ち果てて、今はどんな気持ちなんだろうか。"
彼が何の話をしているのかわからない。
開いた本を手に、彼の瞳はこちらを見続けている。
その瞳を見つめ返し続けていたら一瞬、意識が遠のいた。
我に返ると、いつの間にか森の中に立っていた。」
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