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おぼろげな寵愛を受けて

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絵本の中のファンタジーな世界をイメージした楽曲集です。イメージが伝わりやすいようにそれぞれの曲には物語風のフレーバーテキストが付いています。他のマガジンと世界観は共有しているので… もっと読む
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記事一覧

10,狼頭は旅をする

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シリーズもの10曲目です。 シリーズとしてはこの曲で最後になりますが、エンディングっぽくな…

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09,風に流されるままに

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シリーズもの9曲目です。 爽やかなにシンプルに書いたつもりが、結構重量感のある曲になった気…

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08,羊頭狗肉な放浪者

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シリーズもの8曲目です。 コミカルで掴み処のない曲です。一見接しやすく親しみやすそうなの…

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07,水びだしの本の部屋

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シリーズもの7曲目です。 不穏でちょっと神聖な雰囲気も醸し出すような始まり方をする曲です…

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06,血気盛んな三文役者

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シリーズもの6曲目です。 舞台に立った事のない人物が初めての演技に四苦八苦しながらも全力…

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05,愛児の忘れ形見

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シリーズもの5曲目です。少し不穏な雰囲気から始まったと思ったら急に覚悟をきめ出すような、…

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04,天真爛漫な放浪者

シリーズもの4曲目です。 昔話に登場する陽気な神様というイメージで書きました。曲の出足は昔話感を出したメロディで徐々に盛り上がるイメージで…。以前書いた『異形のイティネラートル』という曲のメロディを入れています。 このシリーズは縛りを入れて書いており、一曲一曲書き上げるのが難しい。 以下この曲の物語。 「彼女は本を開くと大きな挿絵のあるページを私に見せてきた。それはどこか憂いのある表情をした人物画だった。頭部には黒く艶のある髪が生え、両腕は翼のように羽が生えている。頭部と腕以外には体毛は生えておらず、その姿は私たちと大きく異なっていた。 ”この人が私たちを生み出した方。私たちにとっては神様と呼んでも間違はありません。” "この施設と私たち研究者はこの方の悩みを解決するために生み出されました。" "神様は大きな悩みを抱えていました。" "その悩みとは人との別れです。" "…外を知らず、人との関わりが今まで無かった貴方には理解の難しいかもしれませんね。" ”神様は大切な方との別れを経験してとても落ち込んだそうです。” "その人にもう一度会いたい、離れたくないという感情を学んだそうです。" "神様は私たちより多くの時間を過ごしているはずなのに、とっても純粋な方なんですよ。" "その純粋さの所為で、今はお心を閉ざしてしまっておりますが。" "私たちは神様の為にこの世の理を解き明かして、神様が大切な人と再会できるようにする為に研究をしています。" "神様は世界を放浪しながら、時々この研究所へ帰ってくるのです。" "…あなたは私たちの研究成果の一つ。私たちの可愛い息子。" "早くあなたを、あのお方の元へお連れしたい。"」

03,いつか語継がれる物語

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シリーズもの3曲目です。 静かに始まり徐々に激しくなる曲です。現実味のないまるで御伽噺の…

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02,誰が為の水底研究所

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シリーズもの2曲目です。 寂しさと淡々と流れていく時間をイメージして書きました。失われる切…

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01,狼頭の成れの果て

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シリーズもの1曲目です。 ちょっと不穏な雰囲気とこれから物語が始まるという前向きな気持ち…

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