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月と猫と友の国

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同じ世界観で書いた曲の纏めです。それぞれの曲たちにちょっとあれなフレーバーテキストが付いてます。夢に見るようなちょっとふわふわした世界観を感じて楽しんでくれたらうれしいです。
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記事一覧

Re01,絵描き猫ニルギリ

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過去に書いた曲『絵描き猫ニルギリ』のアレンジです。 音源が変わってちょっと豪華になりまし…

+01,黒猫と見た夜明けの空

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番外編その1です。 "揺らぐ水源の黒猫"のアレンジになります。 原曲とは大きくイメージが変わ…

月と猫と友の国

あとがきです。 このシリーズは自分が好きな絵本らしさ、御伽噺らしさが強く出ている気がしま…

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11,眠れる猫とかつての友と

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シリーズもの11曲目です。 このシリーズ最後の曲です。 前向きなエンディング、次の旅を予感さ…

10,揺らぐ水源の黒猫

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シリーズもの10曲目です。 神聖で落ち着いた佇まいの、それでいてどことなく恐ろしさも感じる…

09,知性と蒸気の森

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シリーズもの9曲目です。 なんともいえないテンポの曲です。これは…和風?自分でもわかりませ…

08,ロンギエビエンの猫

シリーズもの8曲目です。 力強くもしっとりとした曲です。基本ゲーム風のつもりなので力強さは忘れない(偏見)。この曲は盛り上がり具合がお気に入りだったりします。1分50秒ぐらいからふわっと盛り上がる感じがなんとも…イメージ通り。 以下この曲の物語。 「"ここに眠る人たちは、きっと皆優しい人ばかりだったんですよ" 花束を背負った猫がそう言いって泉前の石碑に向かって座った。石碑を撫で一息つくと、背の花束から一輪抜き取り花弁をちぎって水面に浮かべていく。 "多くの猫たちは定期的にここに来て私のように花びらを泉に捧げるんです。忘れないように、寂しくないように。" "声が聞こえたら、ぜひ答えてあげてください。きっと喜んでくれますよ。" そう言って、その猫は去っていった。」

07,水底で騎士は祈り続ける

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シリーズもの7曲目です。 戦闘曲風です。西洋風にちょっと神聖な雰囲気を添えて。でも今までの…

06,猫雲『システムシラキー』

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シリーズもの6曲目です。 少し激しくもあり、でもやっぱりどこか余裕のある穏やかな曲です。 …

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05,遺跡都市『アグ』

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シリーズもの5曲目です。 遺跡の都市、、前のシリーズにも同じテーマの曲がありましたが、こち…

04,遺跡の門番猫ビンゴ

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シリーズもの4曲目です。 今までとは雰囲気が変わり、怪しく軽やかにドラマチックに!…なっ…

03,猫の国の住人は

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シリーズもの3曲目です。 前回の"絵描き猫ニルギリ"の姉妹曲になります。 のんびりとのびのび…

02,絵描き猫ニルギリ

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シリーズもの2曲目です。 一匹の猫に焦点を当てた曲になっています。 自由気ままに創作に励む…

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01,猫と月の夢の国

シリーズもの1曲目です。 猫が主役の曲群、1曲目となります。 スローテンポの優しい曲かと思って聞いていると急に激しく打ち付けられる、そんな曲です。夢の中のようなふわふわした雰囲気を感じてくれると嬉しいです。 以下この曲の物語。 「"森を抜け、草原を渡り、山を越え…その先に見えてくる低い塀に囲まれた国。 ところどころが欠けて塀として機能していない箇所もあるが、この国にはそんなものは不要なのだろう。 この国には猫しかいない。猫の為の猫の国。たとえ攻め入る何かがいても、どうするかは各猫次第。" 噂を聞き、どんな荒れ果てた国なのかと身構えていたが想像よりはるかに綺麗な国だった。 確かに塀は欠けているし、門には門番すらいない。 だが、道は整備され立ち並ぶ家々は手入れが行き届いている事が見てわかる。 よく見ると各家の壁には空に浮かぶ月を模したであろう模様が描かれていた。 街を行きかう猫たちの首元にも同じ月の模様が描かれたスカーフが巻かれている。 目があった猫に挨拶をすると笑顔で会釈を返してくれた。 ここは猫の国。縛られるものも縛るものもいない国。 沈まない月の下、猫たちがかつての友に思いを馳せる国。」