見出し画像

無理だと決めつけず、信じてやってみる。/【星のかけら】重松清

こんにちは。
最近読書のペースが上がっている気がする。

ということで、この間読んだ
重松清さんの【星のかけら】を紹介します。

読了直後にメモしたものなので乱文かと思いますが、その時の体温のままお届けします。



泣けたぁぁぁ。
カフェで読んでたんだけど、
危なく泣くところだった。家だったら泣いてた。

そうだよね、
自分の足で踏み出さないといけないんだよね。

そして
昨日と違う今日、
今日と違う明日、
明日と違う明後日、
があるって生きてることなんだよなぁって。

うん、生きてるってこういうことなんだね。

そして、
無理だと思うことでも向かってみる。

やる前から無理だと決めつけず、
信じてやってみる。

それができるのも生きているから、
なんだよね。

でも本当に無理な時は自分を守ってあげること。

ちゃんと頑張った、
あなたは逃げずに向かったんだよ、
って抱きしめてあげられますように。全ての人が。



重松さんのお話はあったかいんだよなぁ。

背中に手を置いて、
大丈夫できるよって言ってくれているような。
寄り添ってくれるような温かさ。

学生の頃、何本か読んだことがあったけど、
働くようになってからまた最近、重松さんの虜になっている。

また新たなお話を探しに行こうかなと思います。

最後に印象的だったシーンを残しておきます。

「生きてるひとは、みんな、自分の力で歩いていかないと、だめなの」/フミちゃん

p.148

「あ、そうだ」「おまえ、水泳得意?」「青葉台って、夏の臨海学校に遠泳があって、すごい厳しいから。もし泳げないんだったら、特訓したほうがいいぞ」「そーゆーこと」/ヤノ

p.221

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?