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【マイナー言語を学ぶモチベーション】スロベニア語学習のあれこれ①

私が学んでいる「スロベニア語」は、
スロベニア共和国の公用語で、言語人口約220万人と言われています。
(220万人って、宮城県の人口より少し少ないくらいです!)

ネイティブスピーカーの数が多い言語ランキング(Wikipedia)では、第168位でした。

166位 ムンダリ語 
167位 ディンカ語
168位 スロベニア語
169位 プイ語
170位 ベティ語

Wikipedia より

ランキングの前後が聞いたことない言語ばかり・・・

もちろん、Wikipediaのデータが正確とは限りませんが、
それにしても、スロベニア語はマイナー言語であると言えると思います。

マイナー言語学習は、
・学習教材が少ない
・話せる機会が少ない
・一緒に切磋琢磨(?)できる相手がなかなか見つからない
など、英語などのメジャー言語に比べると苦労することもあります。

そして、「言語学習そのものが好き!」という場合はいいかもしれませんが、
私は、英語もほとんどできないし、言語学習も好き・得意というわけではないのです。

では、そんな私が(なんとか)スロベニア語学習を続けているモチベーションを2つ紹介します。(少なくてごめんなさい)

【①誰と話す・何を話すかを「具体的に」想像すること】

マイナー言語の場合、その言語を学んだからといって、
「世界の■億人とコミュニケーションがとれるようになる!」
「日本語で手に入る■倍の情報を知ることができる!」
などということは起こりません。

ですから、マイナー言語のモチベーションは
「広く浅く」ではなく、「狭く深く」にする方がよいと思います。

私の場合は、
・スロベニア人夫・パンちゃんが、家の中では気兼ねなくスロベニア語で生活できるように、リスニング力・単語力を上げたい。
・パンちゃんのお母さんと電話で、家族の近状報告をしたい。
・スロベニア語のオンラインコースの先生と、最近あったニュースについて話したい。

なぜこのように想像するかというと、
私のように言語学習が苦手な場合は、目的や使用場面がぼんやりしてると、一体何を学習したらいいのかわからなくなって、途方に暮れてしまうからです。

具体的に言葉を使う場面を想像すれば、教科書の単語や文法を学ぶ際も、「これは使うな」「これは今はいらないかな」と、優先順位をつけることができますし、学習後に、何ができるようになったかも確認しやすいです。

まずは、自分がその言語を学んで、「誰と話す・何を話すかを具体的に想像してみる」ことが、言語学習のモチベーション迷子から抜け出す一歩になるのではないかと思います。

【②自分はすごいのだと褒めること】

言語学習は終わりがありません。すごく苦労して学習しているのに、思うように話せない、知らない単語の嵐、聞き取れない会話・・・。

「私にはスロベニア語は無理なんだ・・」何度そう思ったことでしょう。

でも、ある時気が付いたのです。
「あれ?私のスロベニア語力って、もしかして、日本の上位0.0001%に入る?」って。

おそらく、日本でスロベニア語で自己紹介ができる人、今日あった出来事が話せる人って、1万人もいないと思います!

ということは、私は日本の上位0.0001%の人間じゃ~ん!すごいじゃ~ん!

だって、自分のあらゆる能力の中で、日本の上位0.0001%に入るものが他にあるでしょうか?

英語力→絶対無理
料理→絶対無理
スポーツ→絶対無理
仕事関係→絶対無理

おそらく、私の中のすべての能力を総動員しても、そんなすごい能力は出てこないでしょう・・・。

しかし、スロベニア語だけは違う!
マイナー言語を学習している皆さん、私たちはすごいことをしているのです!素晴らしい人間なのです!もっと自分を褒めましょう!

このようにして、スロベニア語学習で挫けそうになったときは、自分を褒め、自己肯定感を高め、なんとか学習のモチベーションを保っています・・・笑


今回は、マイナー言語であるスロベニア語を学ぶモチベーションを2つ紹介しました。少しでも参考になれば嬉しいです。

【今日のスロベニアの1枚】

Bohinjsko jezero(ボヒン湖)
スキー場へ上がるロープウェイから撮影しました。









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