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注文住宅で庭を作りたい!失敗しない庭づくりについて

庭付きの戸建てに住むのであれば、ガーデニングをしたいという夢をお持ちの方も多いのではないでしょうか。綺麗な花の咲いた庭は季節を感じることができ、日常生活に小さな幸せを与えてくれます。
しかし、一から庭作りをするとなればデザインや配置などを決める必要があり、どのような庭にすべきか悩んでしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、戸建てでガーデニングをするにはどのような庭が必要か、戸建ての庭作りで失敗しないための方法、戸建ての庭のメリットとデメリットなどについて解説します。
戸建ての庭でガーデニングをしたい方や、これから戸建ての庭作りをする方は、ぜひ参考にしてください。

戸建てでガーデニングをするにはどのような庭が必要?

戸建ての庭でガーデニングをしたいと考えている場合、どのような庭が必要になるのでしょうか。ガーデニングをするために必要な庭の広さや配置、仕上げ方法などについて説明します。

庭の広さ

戸建ての庭の広さに決まりはなく、自由に庭の広さを設定できます。住宅と駐車場の配置をし、残りを庭にすることが一般的です。
必要な庭の広さは、どの程度の規模でガーデニングをしたいのかという希望によっても異なります。ガーデニングスペースは広すぎると手入れが大変なので、その点も考慮して広さを決めることが大切です。

庭の配置

一戸建てに庭を設ける場合、どのような配置にすべきなのでしょうか。
北側の場合は南に向かって植物が花を広げて室内から綺麗に見えますが、家の陰になりやすいというデメリットがあります。一方で、南側は太陽の光が入りやすくなるため、室内も明るい印象になります。

ただし、庭の位置は家の前の道路の位置によっても変わってきます。
北側が道路の場合、家の北側に駐車場を配置することになるため、北川道路の南側に庭を作ることが多いです。南側道路の場合は駐車場が南側になるため、その横に庭を設けることになります。また、表に大きな庭を設けて小さな裏庭を作るようなケースもあります。
方角や道路との関係、家の作りなどから適切な庭の位置について検討することが大切です。

庭の仕上げ方法

庭は土や芝生など仕上げ方法によって異なるメリットとデメリットがあります。どのような仕上げが向いているか、メリットとデメリットを比較しながら検討してみてください。

①土
庭の用途が決まっていない場合、まずは土のままにするという選択肢があります。生活をする中で用途が決まれば砂利や芝生に変えることができます。
また、土のままにしておけば家庭菜園なども行いやすいというメリットもあります。ただし、雨になるとぬかるみやすいため注意が必要です。

②砂利
砂利を庭に敷き詰める場合には、砂利を購入する必要があります。砂利にはさまざまな種類があり、色や大きさによって雰囲気が異なります。
砂利を敷き詰めることで庭は綺麗に見せやすく、雑草も生えにくいというメリットがあります。また、砂利は歩くと音が鳴るため、防犯対策にもなるといわれています。
ただし、砂利は比較的高額なので、広範囲に敷き詰めるほど費用がかかります。

③芝生
庭に芝生を敷けば、見た目が美しくなります。クッション性もあるため、お子様を庭で遊ばせる際に安全性が高まります。
芝には「人工芝」と「天然芝」の2種類があります。
人工芝は手入れが不要ですが、天然芝は定期的な手入れが必要です。人工芝は、市販でも販売されているのでDIYで手軽に敷ける点もメリットだといえます。一方で、天然芝は手入れが大変ですが、夏の暑い日でも地面の温度を涼しく保てるというメリットがあります。

④コンクリート
コンクリートを敷けば、足元が安定しやすくなります。足元が安定すれば、バーベキューや庭でのDIYなどを行いやすくなるというメリットがあります。
ただし、コンクリートは無機質な印象になりますし、ガーデニング向きではありません。ガーデニングをしたい場合は、土間コンクリートにしてガーデニングができる芝のスペースも作るとよいでしょう。土間コンクリートの隙間に芝を入れると、柔らかい印象になります。

戸建ての庭作りで失敗しないための方法

戸建ての庭でガーデニングするという夢を叶えるためには、庭作りの段階からしっかりと庭の目的や動線を考える必要があります。
戸建ての庭作りで失敗しないためのポイントについて説明します。

メンテナンスができる範囲にする

ガーデニングをしたいと考えても、スペースを広く作りすぎると手入れが大変です。
手入れができなければ草木や花は枯れてしまいますし、雑草も生えてきて見栄えが悪くなります。春夏には雑草の手入れ、秋になると落ち葉掃除が必要です。自分がメンテナンスできる広さを考えて庭の設計をするとよいでしょう。
特に初めてガーデニングをする場合には、広いスペースから始めてしまうと途中で心が折れてしまう可能性があります。小さなスペースから始めて徐々に広げていくことをおすすめします。

水道管の位置に注意する

庭でガーデニングや家庭菜園をしたい場合、水道管の位置に注意すべきです。
庭のデザインを決める前に水道管の工事が行われていれば、浅い位置に水道管が設置されている可能性があります。そうすると、水道管のある位置には植物を植えることができず、思うようにガーデニングや家庭菜園を行うことができなくなります。
そのため、建物と庭のデザインは同時に計画し、ガーデニングをしたい位置などはあらかじめ伝えておくことをおすすめします。

庭の動線を考えておく

家を作る際には、生活の中での動線を考えて間取りを決めます。庭も家の中と同様に動線を考えることが大切です。
動きにくい作りにすると、手入れが行き届かない部分などが生じる可能性があるので注意しましょう。また、家から庭に行く動線にも配慮すれば、より庭へ足を向けやすくなります。

目的を明確にする

まずは庭でどのようなことをしたいのか目的を明確にしましょう。庭を作る目的を明確にすれば、広さや庭での動線を想像できるようになるのでデザインが思い描きやすくなります。また、必要な設備や仕上げ方法なども決めやすくなるでしょう。
ガーデニングをメインとした庭を作りたい場合、仕上げは芝にするとよいでしょう。ただし、ガーデニングのためのスペースだけではなく子供を遊ばせるスペースも確保したい場合は、庭にある程度の広さが必要です。

ガーデニング以外の戸建ての庭のメリットとは?

庭付きの戸建てはガーデニングができること以外にも多くのメリットがあります。
戸建ての庭の主なメリットについて説明します。

家庭菜園ができる

自宅に庭があれば、ガーデニングだけではなく家庭菜園を楽しむこともできます。
庭が狭い場合でも庭の一角をブロックなどで覆うことにより、コンパクトながらも綺麗に家庭菜園のスペースを確保できます。ミニトマトやナスなどは狭いスペースでも育てることができ、初心者でも育てやすいので人気があります。パセリ、ローズマリー、ミントなどのハーブ類も育てやすいのでおすすめです。自分で育てた新鮮な野菜やハーブを収穫して料理に使ったり、成長の過程を眺めたりできるのは、家庭菜園ならではの楽しみといえるでしょう。

子どもの遊び場になる

お子様がいる家庭では、自宅の庭を子どもの遊び場として有効活用できます。
自宅の庭には、目が届きやすく、安心して遊ばせることができるというメリットもあります。夏は庭先にプールを置いて遊ばせることもできますし、一緒に家庭菜園やガーデニングを楽しむこともできるでしょう。
家事をしながら子供が遊んでいる様子を見ることもできるので、育児と家事の両立もしやすくなります。

日当たりや風通し、見晴らしが良くなる

戸建て住宅は庭が無くて隣の家が隣接していれば、風通しや日当たりが悪くなります。特に都心部では敷地が少ないため、日当たりが悪くなってしまうこともあります。
しかし、庭があるということは敷地に余裕があるということなので、風通しや日当たりが良くなりやすいです。
また、室内からは庭を介して植物などを見ることができ、見晴らしも良く感じられます。
家を設計する際は、日当たりや風通しも考えて庭を配置するとよいでしょう。

ペットを遊ばせることができる

ペットを飼っている場合、庭でペットを遊ばせることが可能です。
ただし、庭でペットを放し飼いしたり遊ばせたりするには、ペットが脱走しないように囲いを作るなど対策が必要です。
ペットの足を洗ったり飲み水をあげたりするための水栓があると便利でしょう。
また、ガーデニングも庭でしている場合には、ペットがガーデニング部分を荒らしてしまわないように対策をしなければなりません。

戸建ての庭におけるデメリットとは?

戸建ての庭にはメリットだけではなく、以下のようなデメリットもあります。

費用が高くなる

戸建てに庭のスペースを作るためには、敷地にある程度の広さが必要です。ある程度の広さを確保しようとすると、土地代が高くなってしまうことがデメリットといえます。
特に都心部になるほど、広い土地を確保しようとすると土地代が高くなってしまいます。
狭いスペースでもガーデニングを楽しむことは可能なので、広い土地が購入できない場合はガーデニングのためのスペースをコンパクトにすることも検討しましょう。

手入れに手間がかかる

草木の手入れや掃除などに手間がかかることも、戸建てに庭があるデメリットといえます。
もともとガーデニングが好きな方であれば庭の手入れの手間はデメリットに感じられないかもしれませんが、ガーデニングに慣れていない方は手間に感じる可能性があります。
庭の広さが広いほど手入れは大変になるので、自分の手でメンテナンスできる範囲のガーデニングや庭の広さにすることが大切です。

虫対策が必要

庭に植えた草木や花に虫が寄ってきてしまうのは仕方のないことですが、デメリットの一つといえるでしょう。
草木がある場所には蚊やハエなどの虫が寄ってくることも多く、家庭菜園をしていれば害虫も集まりやすくなります。虫対策をしなければ家の中にも虫が侵入するリスクが高まりますし、ガーデニングにも悪影響を及ぼす可能性があります。
虫対策としては、日頃から枯れ葉を処理するなどこまめに清掃し、雑草を処理して風通しを良くすることが大切です。また、蚊は水がある場所から発生するため、庭に水たまりができないように工夫するとよいでしょう。

目隠しがないと外から見られやすい

庭の配置によっては隣接する道路や家から丸見えになってしまうケースがあります。
しかし、外からの視線が気になるという理由で高さのある囲いなどを作ると圧迫感が出てしまいます。
外からの視線が気になる場合には、目隠しフェンスなどを使用しましょう。庭に広さがある場合には、高さのある樹木を配置することで緩和されます。

家と庭の設計を同時に考えることが大切

庭付きの戸建てを購入、もしくはこれから建築するのであれば、ガーデニングを含めて有効活用できる理想の庭を作りましょう。そのためには、庭の動線や配置、ガーデニング以外の目的などもしっかりと検討することが重要です。
また、戸建住宅では庭と家とのつながりも大切なので、家と庭の設計を同時に考えることも大切なポイントです。
ライフスタイルや将来的な暮らしを考えることで、どのような庭にしたいのか計画を立てやすくなります。どのような家と庭で、どのような暮らしをしたいのかを明確にした上で、まずはハウスメーカーに相談してみることから始めてみましょう。家作りのプロに相談することで自分の意見もまとまりやすくなり、自分の理想の家をより具体的にイメージできるようになります。


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