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バカは死ななきゃ治らない

前回のnote、”理解されない苦しみと愉悦”は、意外にも沢山の方にお読み頂けたようで、とても嬉しかったです。ありがとうございます。その後、近しい記事タイトルの記事を何本か読みましたが、そんな中にこんな一節がありました。

「今年は沢山飛行機に乗った。一年に16回も!」

そうだよなぁ。仕事でもない限り、普通に生活してたら乗らないよなぁ…。

…えーと。私、その昔の修行僧(そぅ、そうした上級会員になる人、維持するために沢山飛行機に乗る人のことを、”修行僧”と呼んでいました)時代、年間最高116回乗ってたんですけど…。はい、そのうち出張などの業務での搭乗回数はゼロ。みんな趣味の為に乗っていました。どうや、アホやろぉ?(何故か関西弁)

閑話休題。

日本の航空会社は当時、今のようにLCCもなく、大手2社とその他という構図でした。日本航空と全日空、その手の人達の間では赤組・青組なんて言い方をしてますが、私は当初仕事の都合で赤組でした。が、妻の郷里への航空会社が青組しかなく、宗派を変える事になりました。青組に変わって郷里へも事あるごとに通うようになり、ラウンジに入れる券なんてのもゲットし、ラウンジに入ってみたらまー別世界。(これは止められんわ!)となってしまいました。電源もあるし無線LANもある。ノートパソコンで仕事も出来るし動画サイトも見られる。ビールも飲み放題。流石に横になる場所はありませんでしたが(笑)、これは止められん!でしょ?

その後、航空会社の上級会員資格を維持出来るクレジットカードも発行出来て、これで修行の必要は無くなりました…。

が。

その後もまた数年修行僧のように乗り続けました。飛行機に乗るのが好きでしたから。その当時、青組の施策で「普通運賃で20回搭乗したら、最上ランクのステイタスあげるよ」キャンペーンがあり、ダイヤモンドという一番上のステイタスを手に入れ、様々な施し(笑)を青組から受けました。その中には系列ホテルで使える宿泊券なんてのもあり、これがきっかけでホテル修行何でのも始める事になりましたが、それはまたもっと後のこと。

しかし、金の切れ目が縁の切れ目。心を壊して会社を退職し、引きこもりになっても飛んでいたら、当然お金が無くなりました。クレジットカードも作ったし沢山飛行機にも乗ったから、そろそろ引退だな…と諦めて、修行僧生活にピリオドを打ちました。

超高頻度で飛行機搭乗していましたが、その経験を活かして普段の生活費をクレジットカード決済で支払いをし、そこで貯めたポイントをマイルに変換し、年に数回は飛行機に乗ってます。頻度は落ちましたが、やはり飛行機に乗れるのは未だに楽しいです。あと何年、何回乗れるかな?とか考えつつ、次の搭乗を夢見ながら仕事に励む今日この頃です。


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