子供が勉強するために親にできること ①自分が勉強する
「勉強することが好きで、自信がある。
どれだけたくさん勉強しても苦にならない。」
あなたのお子さんをそんな
「勉強体力のある子」
にするために、できることがあります。
それは、
自分が勉強すること。
「勉強している姿」を子供に見せることです。
①子供の隣でやるべきこと
お子さんを勉強モードにもっていきたいとき、
やるべきこと=「自分が勉強すること」
です。
お子さんがリビングで宿題を始めました。
さあ、あなたは何をしますか?
「片づけたい家事を済ませたい」
「お茶を飲んでゆっくりしたい」
「スマホを触って気分転換したい」
やっと静かになったのだから、つかの間の休憩時間にやりたいことはたくさんあります。ただ、そこはグッと我慢です。
子供は、「さあ、宿題やろうね~」と言っても、
なかなかすぐには始めません。
ぐずぐずしたり、他のことに注意が向かったり。
やっと初めても、
またぐずぐず&お遊び&ぼんやりに逆戻り(笑)
そんな時、隣に座って、
あなたが鉛筆を持って、ノートを広げ、
勉強を始めてみてください。
漢字検定のテキストなど、なんでもいいんです。
黙って漢字を書きます。
おそらく、お子さんは
「それなあに?」
と聞いてくるでしょう。
「ん?これ?『漢字検定』っていうテストの勉強。
ちょっとやってみようと思って。」
「ふうん」
「この部首のところが難しくてさぁ。
全然分からないんだよね。
漢字って難しいね。
でも、まぁ、ちょっとづつやってこうかな。」
これで、その日はお子さんも勉強すると思います。
次の日、
またぼんやりぐずぐずしていたら、
あなたが先に一人で勉強の続きを始めましょう。
②おすすめの勉強法
「親が読書好きで、親の本を読む姿を見て育つと
その子も読書好きになる」と言われます。
私も本が大好きでよく読みます。
ただ、リビングで子供の勉強を促すには、
少しインパクトが弱いような気がします。
鉛筆と本、ノートを使う、
子供がやっている勉強と同じ動き、スタイルのもの
がいいと思います。
例えば、高校入試の好きな教科の問題を
47都道府県、ネットから印刷して、
北から順番に解いていく。
「北海道から始めたんだけど、
いま、茨城県まできたよ。
どの県でも、なんか同じような問題がでてるなぁ。
これとこれとか。」
子供は問題の内容が分からなくても、興味を示すでしょう。
そして、あなたが勉強していて、
分からない内容や苦手なことは、
どんどん子供に言った方がいいです。
お子さんは、
お母さんは「勉強が難しい」と言っている
↓
僕もいまやっている問題、難しいと思う
(そう思っても、いいんだ!)
↓
でも、お母さんはやっている
(勉強ってそういうものなんだ!)
↓
じゃあ、僕もやってみようかな
と思うでしょう。
あなたが勉強することの目的は、
お子さんを勉強させることです。
「何か分からないけど、
お母さんが勉強してるから、私もしようかな」
と思わせれば、成功です。
お母さんは、毎日、
ご飯・洗濯・掃除にお付き合い、
いろいろやることがあるでしょう。
常に勉強するのは到底無理なので、
「子供が帰宅する直前に勉強を始めて、
まるでずっと勉強していたかのように見せる」
でもOKです(笑)。
もし、あなたが勉強しているのに、お子さんが何も興味を示さない場合。
お子さんの睡眠時間が足りないか、
運動や人との関わりが少なくてストレスが発散できていないか、
ほかに悩み・心配事があると思いますので、
まず、そちらを解決するのが優先です。
③まとめ
あなたとお子さんが毎日、小さな時間を積み重ねることで、数年後、
「勉強するといいことがある!」
「勉強は楽しい!」
と、お子さんが思うようになります。
一日一日の時間は短くても、数年後に大きな財産となります。
よかったら、試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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