伊勢屋のオヤジ

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  • 昭和のフランス料理を家で作ってみよう

    大阪万博以降 雪崩れのように日本に入ってきたヨーロッパの食文化 若い料理人は見てみたい 食べてみたい わくわくしながら 鴨 仔羊 ワイン チーズ …未知の味を想像したものです 特にフランス料理の食材に憧れ 有名料理店の見習い修業へと海を渡った若き料理人は数多く 有名シェフは皆この時の見習い料理人です 懐かしい 昭和のフレンチレストランの料理を自宅で再現に挑戦

最近の記事

生き物を始めて殺した日

若かった頃 フランス料理人を目指して修行に励んでいた時のことです  その頃は 広島で修行中の日々を送っていました オーナーは 若い料理人を集め本格的なレストラン作りに力を入れていました。 少しでもヨーロッパ料理近づけようと切磋琢磨する若い料理人を応援してくれ 自由な環境で料理を作らせてくれました。 当時はまだ ヨーロッパ料理は未知の料理で 今では周知の事実ですが パスタという言葉はなくスパゲッティナポリタン フォアグラはペーストの缶詰のみ ボジョレー・ヌーヴォーに至っては言葉

    • 再生

      若どりのソテーマスタード風味

      ソースを作るにあたって フォンドヴォーの替わりにHEINZデミグラスソース 生クリームは45%を使いました。

      • 初めて外国人に料理を教わった

         オーナーはドイツ留学の経験から知人にドイツ人がおりまして そのご婦人から教わった料理のはなしです。 今では 多くの人がよく知っているジャーマンポテト シンプルなドイツ料理ですが ちょっと違うママの味を紹介します ドイツの家庭料理に感動した思いがあります。 それではレシピを紹介します 材料は  ジャガ芋(中位3個 約400g) 玉葱(普通1/2個粗みじん切り 約60g)  ベーコン(スライス1枚粗みじん切り 約80g)  ニンニク(2片粗みじん切り 約10g)    材料の量

        • フランス料理を家庭で 本格再現してみました? 

          40年余り前 日本でも一世風靡したヌーベルキュイジーヌ(新フランス料理)誰しもが レストランで舌平目の白ワインソース 子羊のロースト 鴨のオレンジソース フォアグラのテリーヌなど 未知の味とレストランの雰囲気 憧れのフランス料理を食べた記憶があると思います 今はソースを控え 素材を生かしたフランス料理に進化していますが ソースタップリの懐かしいフランス料理 再現してみようか? いまや 日本に入らない食材はないと言われるほど何でも入ってきます 今 家庭のキッチンで 更に 家の道

        生き物を始めて殺した日

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        • 昭和のフランス料理を家で作ってみよう
          3本

        記事

          そもそも 何を作ろう

          40年余り料理の世界にいました 広島からスタート 大阪で店を持ち 伊勢のホテルで定年退職 今は引退 古稀も過ぎ 家で料理をする毎日 たまには昔懐かし料理 ニューベルキュイジーヌ 家で作れるかな~?  そもそも なぜ料理の世界に入ったのかというと 石鍋裕さん 鎌田昭雄さん 勝又登さんなど 有名な日本人シェフたちが 若かりし頃 フランス料理の武者修行から持ち帰ったのが「ヌーベルキュイジーヌ」 重くて複雑な古典フランス料理から 素材を活かしたシンプルで軽いフランス料理 この「ヌ

          そもそも 何を作ろう