ゼロシグマ流投資術(ベアダブルの使い方2)(2024年のデルタ45)
一応、こっちで説明したし
日経平均ベアを買う事がどうしてリスクヘッジになるか説明しとくかな
「はい。結局相場の話ですね」
まあ、今回のゼロシグマ流投資術を学習した人に、区切りまでは責任もってって事になるからね。ここまでの説明で区切りにしたい
僕は3月配当優待銘柄をそれなりの数持ってるんだけど
これだけじゃ、あるパターンに対応できない
まず、ここから先には四つのパターンがある
➀日経平均上げ、持ち株上げ
②日経平均下げ、持ち株下げ
③日経平均上げ、持ち株下げ
④日経平均下げ、持ち株上げ
「成る程、まあ、全く動かずはまずないでしょうから、そうなりますね」
持ち株をホールドしているだけでは➀日経平均上げ、持ち株上げ④日経平均下げ、持ち株上げ。にしか対応できない
「➀のケースと④のケースですね」
うん。まあ、下落相場の場合は連れ下げするので④の結果は期待し過ぎとも言えるだろう
1部を利益確定。もしくは日経のベアを買うと
②日経平均下げ、持ち株下げのケースに強い形を保てる訳だ
「ベアが利益を出して、持ち株が下がるってケースですね」
そそ、何故、利確するかベアをヘッジで買うと強いかと言うと、この場合に、こないだ説明した陣地(持ち株数)が増えるんだよ
特殊な環境にないと、まず➀か②のケースになる。確率上③と④も存在するが、分散が効いていれば効いている程、①、②のケースになりがちだ
「ですね。まあ、分散効いてると日経平均よりトピックスの上下に連動しがちですけどね」
「②のケースで買戻しを行えば、陣地(持ち株数)が増える?」
そそ、そこが狙いだね
①のケースはマネー換算の資産が増える
②のケースは陣地(持ち株数)が増える
③のケースは、より酷いダメージを受ける
④のケースは、より大きいリターンを得られる
こうなるんだよ
「➀番と④番しかダメだった物が、①②④がOKになるんですね」
そそ、これがリスクヘッジの効果。②がマイナスでしかなかった物が②にも強い形になる。ただし、上がった場合の利益はちょっと減るんだけどね
「あれれ?じゃあ、常時そのパターンでやった方がよくないですか?」
んん-、リスクヘッジは掛ければ掛けるほどリターンが弱くなるんだよ。だから、『上がる』とか『割安!』とか思ってる時には、かけない方がいい訳だ。ドルコスの買い方を取り入れてるから、ある程度ヘッジしてるからね
「ほむほむ。じゃあ、今回相場の先行きに不安があった?」
天井くさい動きがあって、目先不安定だった。本当は利益確定売りでヘッジしたかったのだが、3月の配当優待を貰いたかったから、別の形で利益確定と同じ効果を狙ったんだ
「それで、変則利益確定試作一号機なんですね」
そそ、変則ながらも一部を利益確定するって事。利益確定するとキャッシュポジションが増える訳だ。そうなると、株価が上がるとリターンが弱くなる。株価が下がると陣地取のリターンが強い。これを出来るだけ持ち株を売らない状態で再現したくて、編み出したのが少額のベアダブル買い。空売りや信用売りもヘッジ方法だけど、青天井だからね。最高損金が出資額までのベアダブルにした
「成る程ですね。相場の見通しが困難、高値圏であるって状況で3月の配当優待も取りたい。そんな事から生まれたんですね」
そそ、配当優待は受け取る。でも利益確定もしておきたいって事で、今回の変則利益確定試作一号機を生み出した。下げの予想も強くなってきたから、②のケースでも強い形が欲しかったんだ
「成る程ですね。ゼロシグマ流投資術を読んだ人におまけプレゼントですね」
そそ、ここまで説明して、今回の一連の投資術の説明を終わろうかなと思った
「ここで投資術の講義やめちゃうんですか?」
一部の高次元体の方から「あまり教えるな」って声があるから、控えようかなって感じ。まあ、時期が来たら、次弾もやるけど。全部教えるにはまだ準備出来てないかなってとこ
「はい。有難うございました」
了解。アーメン
「アーメン」
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