広がる「食の格差」とどう向き合うか(日本農業の動きNo.213)

「コロナ禍が浮き彫りにした食の貧困」を皮切りに,「子どもの貧困と食格差」,「子ども食堂がひらく食の未来」,「コロナ禍と闘うフードバンクの取り組み」と,コロナ禍でクローズアップされてきた「食」と「貧困」の問題を紹介しています。

しかし貧困問題はコロナ禍以前にもありました。
日本の社会のあり方を底辺から形作っている問題だと思います。
もし「食」が無料のサービスだったら。
しかも困っている人だけではなくて,みんなが享受できる基本的なサービスだったら。
ちょっと何言っているかわかんないんですけど,というツッコミは承知ですが,例えば「消費(賞味)期限」を厳格に守るために口に入らない食べ物がたくさんあるのは事実です。
豊作だからといって,畑にすき込まれるキャベツがあるのも事実です。
食べ物が(一部でも)タダで手に入れば,少なくとも「食べること」に汲々とする人はいなくなり,毎日の仕事や勉強に対する姿勢なんかも変わってくるような気がするのですが。
食の無料化はKLARIの主要テーマとして今後も考えていきます。

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