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今回の連休こそ、笑顔で終わる。



春休みが、終わる。


長男の春休みは、3月23日から始まったので、まるっと2週間あった。
その期間、1歳8ヶ月の次男もいた。
当然、夫は忙しい。

どう過ごそうかなあ。
どう切り抜けようかなあ。
どうすれば、子どももわたしも、ほどほどハッピーに終われるかなあ。
と、始まる前からうじうじ悩んだ。



というのもだ。
わたしは昨年9月にnoteを始めて、ひとつ分かったことがある。


連休、しんどい。


いままで、漠然と感じていたのだが。
毎日noteを書き、自分の生活や心の動きに目を向けるようになって、気づいた。

連休って、大変すぎる。
とにかく、自分の時間がなさすぎる!

イライラするのも、泣きたくなるのも、眉間にしわを寄せて過ごす羽目になるのも、振り返ればすべて連休だ。

昨年9月の三連休から、何度もそれを感じてきた。
noteに連休の過ごし方について書こうとしたこともあるし、夫に泣きついたこともある。

三連休だろうと、長期休みだろうと同じこと。
毎日、朝から晩までずっと自分一人になれる隙がないまま、流れるように終わっていく連休に、わたしはほとほと疲れていた。

恐怖すらあった。
逃げ場はないのだ。
嫌でも、連休はやってくる。
でも、どうせならその連休を、子供と笑顔で過ごしたい。
子どもたちは、悪くないのに、連休にお母さんがイライラしっぱなしなんてよくない。

今回の連休は、笑顔で終わる!

それが、春休み前にひっそり考えていた、自分だけの目標だった。




わたしは、常々引きこもり体質なので、連休となると、なるべくのんびり過ごしたいと考えてきた。
出かけるのも好きだが、子連れだと大変だし。

前々から計画を立てるのも苦手だ。
はりきって準備していても、子どもの風邪ひとつで予定は無に帰る。
だから、あまり前から予定を入れるというのも、しないことが多かった。


でも、今回はそれらを一新!

私も子どもたちも楽しい予定を、なるべくたくさん入れておいた。



これまでなら、私と子どもだけで完結する予定ばかり入れてきた。
でも、今回は「人とのかかわり」をとにかく増やした。

数少ない友人に連絡を入れ、長男の習い事に向けた体験教室を申し込み、子育てセンターのイベントにも参加希望を出した。

どれも、何かあったらキャンセルすればいい。
予定があると、家事ができないし、ご飯すら作れなくなるが、それでもいいと割り切った。

昼ごはんなんて、その辺で買えばいい。
場所がなければ、車で食べればいい。


トラブルが怖いからと、家の中に閉じこもってばかり、自分たちだけで過ごしてばかりの連休はもうやめだ!
そんな気概を持って、春休みを迎えた。






結果として、作戦はうまくいったと思う。
わたしのホルモンバランスの周期が、たまたま良い傾向の時期だったこともあるが。

「どこかで誰かと会う約束がある」
ということは、毎日を新鮮にしてくれた。
一人でうじうじしていた時よりも、あっという間に時間が流れた。

もちろん、家は散々なことになった。
片付かず、ご飯も適当で、寝不足もピーク。
当然、一人の時間はまったくなし。


でも、これでよかった。
息子たちは、連日友達と遊べて楽しそうだった。

特に長男は、ようやく「友達と遊ぶこと」の面白さを感じつつあるようだった。
一人より、大人より、同い年くらいのお友達と遊ぶと、こんなに盛り上がるんだ。
長男本人も、親の私も、そんな発見ができた春休みだった。


「連休は、子どもたちとゆっくり遊べるから楽しいよね。」

いつぞや、ママ友がそんなことを言っていて、私はそれがグサっと刺さった。

子どもがずっと家にいる連休がしんどいなんて、わたしはひどい母親だろうか。

連休のたび、その言葉がわたしにのしかかった。

連休いやだ。
連休こわい。
連休なんて、来なければいい。

一人の時間が全くとれないことに、不満ばっかり口にして、苛立つ態度を抑えきれない。
そんな自分が、腹正しかった。


でも、今回の春休みで分かった。
わたしに足りなかったのは「覚悟」だ。

連休を楽しむ覚悟。
子どもたちと過ごすんだという覚悟。
自分の時間はなくなるし、のんびりなんてできないし、家もご飯もめちゃくちゃになる。
それが連休だと理解する覚悟。


今回は、覚悟を決めて、楽しく過ごせるように行動したから、うまくいった。
連休なんて苦痛だと、うじうじ文句を垂れているだけだったら、きっとこの春休みも苦痛のまんまだっただろう。

いままでより、少しだけ充実した連休を過ごせた自分。
成長して、一歩前に進めた自分。
今回は拍手をおくりたい。
えらいえらい、がんばったぞ。


4月もまた、連休はやってくる。
夏も、秋も、冬も、ずっとずっと。
そのたびに、わたしはまた「連休こわい」と感じるだろう。

でもそんなとき、前よりは「できること」がありそうだ。
そう思うと、少しだけ連休を迎える気持ちが前向きになる。


さあ、明日から新学期。
今回は、気持ちよく長男の背中を押してやれそうだ。

‥いや、押さなくていいか。
のんびりゆっくり、隣に立ってやるだけでいい。

明日から、新しい年度のはじまり、はじまり。



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