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【雑記】読書について~本をあまり読まない方へ~

※本記事はショウペンハウエルの『読書について』とは全く関係ありません。

お疲れ様です。ApricotConciergeです。最近やっと涼しくなってきた気がします。季節の変わり目ですので、皆さん体調には気を付けてくださいね。

早速ですが皆さん、本って読まれますか?毎週本屋行って熱心に出版業界を支えている方、本屋の前通ったら店先ぐらいはチラ見する方、今ではさっぱりって方も多いと思います。この記事では、最近めっきり本を読まなくなった・読書から離れている人向けに書いていこうと思います。

読書っていったい何なん?


最近本を読んでいない方、なんか引け目を感じていませんか?
昔からありますよね、「本を読む奴は偉い」っていう風潮。学校とかで特に顕著だったと思います。その風潮を引きずって、「今でも本を読めない私はダメなんだ……」とか考えているのは見当違いです。
その風潮は間違っています。

いくら本を読んでいないといえ、皆さんはスマホやパソコンで多くの文章を目にしていますよね。SNSやニュースサイトなど、一日に目を通す文の量は昔と比較にならないほど多いと思います。本は文章の集積ですから、毎日ネットなどで多くの文章を読む、目に入る社会で生きているあなたが「本を読めない人間」とは絶対に私は思いません。
例えば、某英霊を召喚して遊ぶゲームの文量だって小説数十冊分にもなります。そんなゲームを好んでプレイしている日本人が「本を読めない」って言っちゃうのは違うでしょう。現に読めてるんですから。「本を読む奴は偉い」って風潮は文章を読む媒体が本しかなかった時代の名残であって、そんなもんを気にする必要は全くないと私は考えています。ネットでええやん。

それでも「読書家の人とは住む世界が違う……」って考えちゃう人もいると思います。安心してください。彼らはテレビやyoutube見る感覚で本を読んでいるだけです。趣味の一環で読んでいるだけであって、全く高尚な考えがあって読んでいるとかではありません。ただ単に、「小説が面白いから」「暇潰しに」って感じで読んでいるのがほとんどです。何ら本を読まない人たちと変わりません。ちょっと人と趣向が変わっているだけですね。

だから好き好んで本を読んでいる人種は、数多ある娯楽、暇つぶしの中の一つとして読書しているだけであり、みんなとおんなじただの人間です。もし高尚そうな顔で読書して自分に酔っている読書家を見つけたらスルーして大丈夫です。そんな高尚な本とか読まなくても私たちは本に触れてくれる人が増えるだけで嬉しいんですよ。

 まあそんな小説とか本に興味ない方でも、この記事を読んでくださっているってことは現状打破がしたかったりするんではないでしょうか?本なんて読まなくても生きていける世の中において、少しでも本に触れたいと思って頂けるのは読書好き冥利に尽きます。


もし本が読みたいとなったなら、とりあえず本屋でパッと目に入ってきたタイトルやベストセラーに触れてみてください。自分の感性や、その本の実績を信用しましょう。一気に読み切ろうと思う必要はないので、毎日ちまちまと隙間時間に読むぐらいがいいでしょう。周りのことなんて考えず、誰からも鑑賞されない趣味として読書を楽しんでみてくださいね。タイパ、コスパという言葉が人口に膾炙して久しいですが、そんなものを度外視した趣味としての読書はアリだと思います!

(元広報)


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