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どんな人になりたい?と聞かれたらどう答える?

周りの友達は就活を終わらせ学生最後の夏休みの計画を立てている中、わたしはいまだに面接をしている。

「どんなキャリアプランがありますか?」はよく聞かれることだが、「将来はどんな人になりたいか?」を聞かれたのは初めてだった。

ビジネスの場面では

「何事にも果敢に取り組むチャレンジ精神のある人間になりたいです」「社会に貢献できるような人材になるためにコツコツ努力のできる人になりたいです」とかそれ嘘だろと笑ってしまいそうな回答が模範解答なのだろう。

最近は自分を押し殺さなくとも、どうにか面接の場面に合わせたような発言ができるようになったと自負しているが、今日の質問には正直に答えることしかできなかった。

「将来どんな人になりたいか」なんて聞く本当の意図は別にあるのだろうけど、そんな人事の意図を考えることなんてできなかった。だから素がポロっと出てしまった。

面接をしているとつくづく思うのだが、自分の発言がその会社や面接の雰囲気、話の流れに合っているかを話しながら、つかむことが大切だと気づいた。

質問に対して具体的なことを答えることも重要だが、その場にふさわしい言葉遣いや雰囲気を察することが必要なのだ。

そんなことを気にしていたら頭が痛くなって、次第に思考することも面倒なほどに脳が凝り固まってしまいそうだ。

だから私は「死ぬまでに生きているうちにやりたいことを全部やって、後悔のないような人生をおくりたいです。そして、いつまでも仕事の考え方に凝り固まらない遊び心のある人でありたいです。」と答えた。

この回答が人事の意に反していることでも、ここだけは自分の意思を曲げずに正直に答えるべき譲れないところだ。

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