坐禅会レポート4
坐禅会4日目。
今日も40分4セット(2時間40分)を行う。昨日同様壁を正面に坐禅を組む。
1回目は今まで足の痺れに意識が持っていかれていたが、遂に足が痺れなくなった。姿勢も自然と正しい姿勢を保てるようになってきたように思う。首が前に出てしまう点は引き続き修正が必要だ。
一方で1~4回目全てに言えることなのだが、強烈な睡魔の襲われた。今までは4セット中1セットは睡魔に襲われたが、10~20分程度の眠気で済んでいた。今日は40分間常に眠かった。昨晩夜更かししたわけでもないので謎である。そのせいもあり、呼吸がおろそかになってしまった。思考については①眠気との戦い(瞼を閉じないように意識するなど)②様々な雑念(眠かったので夢のような感じ)③呼吸に集中しようと意識する。この3つをぐるぐるしていたように思う。眠くても姿勢は維持できていた点は発見であった。
2~4回目もほとんど同じような状態であったが、3回目からもも裏の圧迫が気になり出して、4回目では肩周りの筋肉の痛みが気になった。
眠かったせいか今日はクロスの模様が全く気にならなかった。
明日でついに坐禅会最終日。4日間の集大成を出し切りたい。課題としては①姿勢。特に首の位置。
②呼吸。常に一定のリズムで腹の底から深呼吸すること。
③意識。様々な思考が流れて来るのはしょうがないらしいのでなるべく”掴まない”こと。そのために意識を呼吸と姿勢に向ける。(理想は呼吸も姿勢も意識せずにできるようになることだが。)
坐禅が終わった後、常連の男性に聞いた話だがデスクワークがとても楽になったらしい。これは正しい姿勢の恩恵だろう。ただそれ以上に意識(坐禅の思想など)からの学びが多いという。実際4日間やってみて意識を変えることの難しさを特に痛感した。何年、何十年も修行が必要な理由を体感できたように思う。
意識の話で言うと空間や時間の捉え方が坐禅を通してかなり変わったという。見るのではなく見えている、広げていくのではなくそこに在るものを見る、何となく分かったようであるが、真に理解するにはもっと坐禅を組む必要があるのだろう。最終日に備えて今日は早めに寝よう。
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