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【アルツハイマー型オカンと「笑って暮らすぞ!」】その1  ごあいさつ

みなさま、はじめまして。
アルツハイマー型の母親と私の二人暮らしの「がらやん」です。
関西在住です。

認知症の高齢者と笑って暮らせるのか?をテーマに
書いていきたいと思います。

さて、アルツハイマー型認知症の家族と
笑って暮らせるのか?の私の答え。

なんと、笑って暮らせるようになりました!
おどろくほど普通に暮らせるようになったんです。

最初はまったくできませんでした。もちろん。
できないことが増えていく母、
それを受け入れられない私。
毎日怒ってばっかり。
母も悲しんだり怒ったり・・・
そうこうしているうちに少しずつ症状もすすむ一方。
どうしたらええんやろ・・・

認知症の家族を介護された方は
みんな経験されていることでしょう。
そして、できないことが増えていく家族に
どうしてもイラだちや怒りを覚えてしまい、
つらく当たってしまって、
介護者本人も心を痛めてしまう・・・

少しでも何とかしたい、
と、WEB上で対応策や解決策を検索しても
なかなか難しかったり、
「そうは言っても!」なことも多かったりして
思うように楽にはならないのを実感するだけ。

筆者がらやんは、そのころ会社勤めをしていたので
とても母をお世話しながら生活できる状況ではありませんでした。
そこで専門家の勧めもあり、
まだ症状が軽かった母に
サービス付き高齢者住宅に住んでもらうことにしました。
(1年後、そこを引き払うことになるんですが‥)

そして、このとき、
心を入れ替えて一つだけ、ノウハウ記事等から得たことを
実践してみることにしました。

それは「怒らない」こと。

同じことを何度も聞くのは認知症だから。
前にできたことができなくなるのも認知症だから。
幻視が見えるのも認知症だから。
認知症だから、今、何時かなんてわからない。
認知症だから幻がみえちゃうし、
夜中に壁を棒で叩いたりしちゃう。

それもこれも全ては認知症という病気・病状のせい。
そうや、認知症やから仕方ないねん!
オカンは全然悪くないねん!と自分にしっかりと言い聞かせて
根気よく接していくことにしました。

この「怒らない」技を
すぐにできるようになった訳ではありません。
数か月~1年かけてやっと「怒らない」でいられるようになりました。
それでもまだ時々は「コラ!」と言ってしまうこともあります。

ですが、「怒らない」ことで
ずいぶんとお互いの心が楽になり、
毎日笑うことが増えてきました。
「怒らない」ことで、失敗も笑いに。

noteでは、「怒らない」介護生活で得たことや
アルツハイマー型認知症の例としての母の言動、症状の進行状況、
アルツハイマー型になってしまった原因(と思われる事象)、
母との暮らしのクスっと笑える経験談、などなど
お話できればな、と思っています。

介護経験者の皆様のご意見なども
参考にさせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

#アルツハイマー型認知症 #認知症 #介護 #在宅介護 #認知症介護


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