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2020年11月のメッセージ

11月は日本では秋ですから、葉が枯れて落ちていきます。紅葉がきれいな時期です。いろんな変わり目にいる私たちですが、まさに木に学ぶと良いでしょう。

古い葉は潔く手放して落葉するにまかせること。今まで十分に役割、機能を果たしてくれたのだから、終わりが来たら感謝して離れるがままにする。

もったいないとか、今までがんばってくれたのだからこれからも、、、と尾を引かないことが大事です。

切り替え時期です。
今月に手放せるものは手放しましょう。

物理的な断捨離もしかり。精神的感情的にも執着しているものがあれば、もうどうでもいいかも?と思って手放してみる。心身ともに軽くなっていきましょう。

手放しても必要なものは返ってきますから、いったん離してみるといいでしょう。なるたけ身軽になって、とらわれのない状態になっておくといいです。

どうにかなると思っていればどうにかなります。それは脳がちゃんとどうにかなる情報を得て、あなたをそのように動かすからです。

「どうにかしなくては」と思っていると、どうにかしなくてはいけない状況を見て、どうにかしなくてはいけなくなる情報を得ていきます。

現実はすべて、あなたの内から始まっています。
削ぎ落とすものは潔く落としましょう。葉が一枚もない木となっても、ちゃんと来年に向けて芽吹いていきます。

あなたの本質は幹や根の方にあります。
葉が落ちても問題はないのです。

人に当てはめれば、外見、名声、肩書き、人間関係、学歴、評判、セルフイメージ、収入、価値観、信念体系など、つまりは変わりうるものすべて、後天的に身につけたものはすべて落としても大丈夫なものです。

しかし、「それらがなくなれば生きていけない」という妄想に私たちは浸っていますから、手放すのが怖くてたまりません。このような妄想をたくさん背負っていると身動きがとれません。

大事なのは、物や出来事、事象に付随しているあなたの想念をいったん手放してみることです。まっさらな状態でそれを眺めた時、どう感じるか?

抱えている多くのことは、ほとんどがそのような妄想に包まれています。落葉するようにそれが落ちていけばもっと本来の姿に近づいていくでしょう。

では、11月をお楽しみください。

「和音」2020.11.1


追記:
針葉樹はともかく、落葉樹は潔く葉を落としてますね。それは「来年また芽吹くことを知っているから」と言えるのではないでしょうか?

機能的な話で言えば、冬を乗り切るために落葉して省エネになるらしいです。
生き延びるための知恵ですね。

余計なことをしないってことです。自分のよけいながんばりを手放すことで、もっと自然に、なるようになっていくのでしょう。「よけいながんばり」は、不安や恐れから始まっています。春になると植物が芽を出すように、自分の可能性を信じて、無駄なものは手放していきましょう。

後付けで身につけた妄想は、普通にそうだと思ってしていることがほとんどです。自分が「手放さなくては」と思っていることでない可能性が高いです。

「手放さなくては」と思ってしまう思考パターンを手放したほうがよかったり。
「私はいつもこうだから」と考えることが問題を作り出していたり。

自分が問題だと思っていることの後ろに隠れている考え方が問題を生じさせています。

今、何も問題はないとしたら、あなたはどんな行動をしますか?

実際、なにも問題はないんだと思いますよ。


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