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アクターネットワーク理論は何ではないか?

息子の名前は継という。

最初の子供ということもあり、頭を捻りに捻って考えたのがこの名前だ。ちょうどその時複雑系の勉強をして、世の中のありようの全ては繋がりから出てきている、というような考え方に当たった。

世界の生成原理=つながり=継

という考えで命名した長男の名前であるが、最近気になっているのが、今回取り上げるアクターネットワーク理論と呼ばれるものである。

アクター-ネットワーク理論について: いくつかの説明
On actor-network theory: A few clarifications

この論文ではアクターネットワーク理論の大家が、しばしば誤解されやすいアクターネットワーク理論が何ではないか、という点について議論されている。

アクターネットワーク理論は単純な数学的ネットワーク理論ではない、

アクターネットワーク理論は、単純な意味論的なものでもない、

アクターネットワーク理論は、単純な存在論的なものでもない。

これらすべてを含有する数学的な現象に至る以前の曖昧模糊とした現象を記述するものであるという。

あまりに難しいので、書籍を買ってそちらを読んでみようと思う。


Q: 複雑系の概念を臨床心理学に応用したのってあるんだろうか?

明日目を通す論文:

複雑なシステムとしてのヘルスケアの理解: 意図しない結果の基礎

Understanding health care as a complex system: the foundation for unintended consequences

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