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マイヤー-ブリッグスタイプ指標の信頼性

自分が何者かを知りたいというのは根源的な人間の欲求だと思うのだが、これについては様々な評価ツールが開発されている。

よく聞くのは人間の5つの性格要素(外向性、神経症的性格、誠実性、協調性、開放性)で見るビッグファイブだが、時に企業のコンサルティングでも使われているというマイヤー-ブリッグスタイプ指標というものがある。

今回取り上げる論文はこの指標の信頼性について論じたもの。

Myers-Briggsタイプ指標に関する注意事項。
Cautionary comments regarding the Myers-Briggs type indicator.

マイヤ-ブリッグスタイプ指標では、心理学者ユングのタイプ理論に基づき、人格を16のパターンに分けて判断する。

分類については以下ウィキペディアからの貼り付け担ってしまうのだが、以下の通り。

SP - 職人(Artisan)ESTP - 発起人(Promoter)ISTP - 工芸家(Crafter)ESFP - 演者(Performer)ISFP - 作曲家(Composer)

SJ - 守護者(Guardian)ESTJ - 監督者(Supervisor)ISTJ - 調査官(Inspector)ESFJ - 供給者(Provider)ISFJ - 保護者(Protector)

NF - 理想家(Idealist)ENFJ - 教師(Teacher)INFJ - 助言者(Counselor)ENFP - 優勝者(Champion)INFP - 治療者(Healer)

NT - 理論家(Rational)ENTJ - 陸軍元帥(Fieldmarshal)INTP - 立案者(Mastermind)ENTP - 発明家(Inventor)INTJ - 建築家(Architect)

この指標がどの程度信頼性があるかだが、結論を述べると信頼性はあまり高いことがいくつかの研究結果をもとに述べられている。

ビッグファイブのほうが信頼性が高いと。

Q: 元になったユングの理論を知りたい。

明日目を通す論文:
Analytical psychology
分析心理学

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