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こどものインターネット依存症治療の効果

青少年のインターネット/スマートフォン中毒に対する心理的介入のメタ分析
A meta-analysis of psychological interventions for Internet/smartphone addiction among adolescents

パソコンやスマートフォンは便利だけど、これもちょっと気を抜くとこれだけに依存してしまうから扱いが難しい。

大人でも付き合いが難しいのに、子供が夏休みで自由な時間が増えたりすると、親がいない間はずっとネット漬けということにもなってしまう。

こういった傾向を直せる方法はないものか、というところでこの論文を読んで見る。

この研究は過去に行われた青少年を対象としたインターネット依存症の治療研究のメタアナリシス。

インターネット依存症の治療は大きく分けて心理的介入(認知行動療法をベースとしたもの)と教育的介入があり、それぞれの依存症治療効果について総合的なものを調べている。

結果を示すとともにそこそこ効果があるようだ。数字を見るに5,6時間のネット視聴が2,3時間程度にはなりそうな印象がある(効果量が0.5から1.0の間くらいなので)。

Q: オンラインゲームの依存症ってどんなものなんだろう?

明日目を通す論文:
中学生の オンラインゲーム中毒の危険因子としてのオンラインゲーム中毒レベル、社会人口学的特性、社会不安の調査
Investigation of the Online Game Addiction Level, Sociodemographic Characteristics and Social Anxiety as Risk Factors for Online Game Addiction in Middle School Students

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