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自己愛と自尊心は違うらしいのだが、果たして自尊心というのはどのようにして測ることができるのだろうか?

今回取り上げるのは、自尊心の評価尺度として代表的なローゼンベルグの自尊心尺度を記したもの。

Rosenberg's self‐esteem scale
Rosenberg の自尊心尺度

この尺度は以下の項目から出来ていて、まったくないを1点、大いに当てはまるを4点として計算する(逆転項目は点数を逆転させる:例 4点→1点、3点→2点)

私は自分自身に価値があると感じている。

  • 私は自分の多くの能力に満足している。

  • 私は自分を無価値な人間だと思う。(逆点)

  • 私は自分に対して肯定的な態度を持っている。

  • 全体的に見て、私は失敗だと思う。(逆点)

  • 私は自分の外見に満足している。

  • 私は自分のことを何もできない人間だと感じる。(逆点)

  • 私は自分のことを他人よりも劣っていると感じる。(逆点)

  • 一般的に言って、私は幸せだと思う。

  • あまり期待できない人間だと思うことがある。(逆点)

あくまで参考であるが、以下の基準があるので貼り付けておく。

30~40点:自尊心が高い
26~29点:自尊心が改善の余地がある
25点以下:自尊心が低い

さて、あなたは何点だったろうか?

Q: 自尊心というのは改善できるのだろうか?

明日目を通す論文:

Self-esteem interventions in adults–a systematic review and meta-analysis

成人における自尊心への介入 - 系統的レビューとメタ分析

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