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「NAGAI & TAKEO 永井一正デザインによる竹尾広告」へ行ってきました。

こんにちは。ジョイハート有限会社デザイン事業部、新人社員のきりんです。

今回は、東京都千代田区にある株式会社竹尾さんで開催されている
「NAGAI & TAKEO 永井一正デザインによる竹尾広告」へ行ってきました。

デザインのことは右も左もわからない状態ですが、デザイン事業部で働くこととなり、事務方ではありますが、デザインのことを少しずつ勉強し、理解を深めるため、デザイン関連の展示会へ出かけております。
ど素人の稚拙でつたない感想となってしまいますが、お付き合いいただけますと幸いです。

🖼展示会概要🎨
タイトル:「NAGAI & TAKEO 永井一正デザインによる竹尾広告」
開催場所:株式会社 竹尾 見本帖本店
     〒101-0054
                 東京都千代田区神田錦町3-18-3
開催日程:2023年7月24日~9月22日

🦒きりんの予備学習📘


永井一正 さんとは・・・

1929年大阪生まれ。1951年東京藝術大学彫刻科中退。1960年日本デザインセンター創立に参加。現在、最高顧問。JAGDA特別顧問、ADC会員、AGI会員。1960年以後、日宣美会員賞、朝日広告賞グランプリ、日本宣伝賞山名賞、亀倉雄策賞、勝見勝賞、ADCグランプリ、毎日デザイン賞、毎日芸術賞、通産省デザイン功労賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、勲四等旭日小授章、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ金賞、ブルノ、モスクワ、ヘルシンキ、ザグレブ、ウクライナ、ホンコンの国際展でグランプリを受賞。
パーマネントコレクション=東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、富山県立近代美術館、群馬県立館林美術館、栃木県立美術館、姫路市美術館、ニューヨーク近代美術館、ドイツ国立抽象美術館、国際ワルシャワポスター美術館等。(引用:日本デザインコミッティーWEBサイト https://designcommittee.jp/member/nagai_kazumasa.html)

https://designcommittee.jp/member/nagai_kazumasa.html

御歳94歳!受賞歴の輝かしいこと!代表作もアサヒビールやMUFGの企業ロゴ、1971年札幌冬季オリンピックのオフィシャルマークなど国民に広く知られているものばかり・・・。日本を代表する有名デザイナーのおひとりですね!

竹尾とは・・・

竹尾は、1899年の創業以来、紙の専門商社として、色や風合い、豊かな素材感をもつ高級特殊印刷用紙「ファインペーパー」の開発と提供を通じ、紙の発展に寄与してきました。国内外の製紙会社と連携して先端技術を取り入れると同時に、多くのトップデザイナーとともにクリエイティビティを刺激する素材としての紙を生み出しています。これからも竹尾は「紙・デザイン・テクノロジー」を極めることで紙の可能性を広げ、社会に貢献していきます。(引用:株式会社竹尾WEBサイト https://www.takeo.co.jp/company/)

https://www.takeo.co.jp/company/

恥ずかしながら、本展示会を知るまで竹尾さんのことを存じ上げず・・・。特殊加工の紙の開発、販売に強みを持つ会社さんとのことで、弊社デザイナー曰く、デザイン界隈で働く人、学生さんなどの多くに馴染みのある有名企業とのこと。訪問するのが楽しみです!

ということで、やってまいりました!株式会社 竹尾 見本帖本店!

株式会社 竹尾 見本帖本店

外観からしてすでにとてもおしゃれで、洗練された空間です✨1階はさまざまな種類の紙がサンプルのようなかたちでずらーっと並んでいます。ものすごい数の紙の種類がありますので、ここを見るだけで何時間も楽しめそうです!

展示会ポスター

今回の訪問の目的、永井一正デザインによる竹尾広告展は2階にて開催。

展示スペースの手前に、本展示会の紹介タペストリーがありました。

展示会の紹介タペストリー


さて!作品はというと、このように展示されています!

永井一正氏デザインによる竹尾のファインペーパー広告


1970年代の作品から見ることができるのですが、たとえ時代の流れやトレンドがあるとはいえ、1人のデザイナーの創造力からこれだけ多種多様なバリエーションに富んだデザインが生まれるのかと思うと、そのクリエイティビティと才能に、驚嘆し、畏敬の念さえ抱くほどです。

バリエーション豊かな作品の数々

シリーズものの作品も多くあるのですが、ひとつのデザインの型を用いて、モチーフにしている生き物、アイテム、配色が異なるだけで、無限のデザインが生まれてきているような宇宙的ダイナミズムを感じます・・・🚀

生き物をモチーフにしたユニークな作品たち

個人的には、永井氏が「LIFE」という作品シリーズの中で描く、目力のインパクトが衝撃的な生き物たちがこの広告展でも見ることができたのが眼福でした😊

会場での撮影ルールにより、作品を近くで撮影することができないのですが、この展示会の面白さは、デザインだけでなく、それがどんな用紙に刷られているか、その紙のテクスチャーと共に楽しむことにこそあると感じました!

ツルツルの用紙、ザラザラの用紙、キラキラの用紙、デコボコの用紙、ピカピカの用紙・・・間近で見ると判るいろいろなテクスチャーの「ファインペーパーだからこそ」デザインが際立ち、可能になる表現がたくさんありました。

本展示会は、今週9月22日までの開催ということなので、未見の方はぜひお出かけされてみてはいかがでしょうか。モニター画面越しでなく、直接見るからこその魅力が詰まった展示会になっていると思います。    

                            2023.9.14.記

ジョイハート有限会社
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