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取材原稿の書き方について思うこと#01

最近、よく取材原稿を書いています。そこで自分が思ったことをつらつらと綴ってみようと思います。もしかしたら薄味の内容でお役に立つかどうかは分からないけど、気楽に読んでいただけると幸いです。

▪️はじめに
私はあんまり、取材原稿の書き方的な本をちゃんと読んだことはありません。読むのがメンドクサイからです😆。やる気あんのか、って感じですが。文章の書き方的な本は読んだことあるし、コピーライター講座なんかも受けたことあるんですけど、内容は身につきませんでした。アタマがあんまりよくないようで。コピーライター講座といえば、名クリエイターだった岡康道さんの講演を聞いたことだけは印象に残っています。とてもカッコイイ方でした。やはり飛び抜けている人は雰囲気があります。余談ですが、クリエイターって特に男性は、ナントナクみんな同じような髪型で同じような服着てるなって前から思っていて。あれ、なんでなんだろ……。

原稿を書く時にいちばん大事だなと思うことは、「取材がどうなっても、いかようにも自分は書ける。なんとかなる」と腑に落ちることです。それはムリやりそう思い込むことではなく、かといって自信を持つということとも違うかな。まして、「死ぬこと以外、かすり傷」なんて思うこととも全然違う。私はこの言葉がキライです(読んでる人には、どーでもいいと思いますが)。この言葉、めちゃめちゃ自分を粗末に扱うことになる気がして。それに、死ぬこと以外でも、かすり傷で済まなかったことはものすごくたくさんありすぎたし。……話が脱線したね。それと、いま特段ライティングスキルがなくても、「取材がどうなっても、いかようにも自分は書ける。なんとかなる」と思っていいと感じています。ライターの中には、修行僧のように「完璧に仕上げろよ、オラ」みたいな圧を出してくる人がいます。必死で最後までねばれねばれと。そういう人には私は近づきたくないです。そういう人でマトモな人を見たことがないから。なんというか、中途ハンパにカシコイ感じ。というか、自己顕示欲を振りかざす相手を探している感じ。ほんとーに世間に知られているくらい実績がある人ならたぶん別で、そういう場合は、必死に食らいついた方がいいと思うけど、残念ながら私はそういう方と出会ったことがない。以前、「部下が書いた原稿が良くないと『殺』と書いて戻すんですよ」という編集者に会ったことがあるんですが、「ははは」と笑いつつ、内心はドン引きでした。だって怖いじゃないですか。あ、それと似てるなーという経験で、昔、飲食店の調理で働いていたとき、「うちの店に入ってもみんな長続きしないでやめていくんだよ」と自慢げに話していたシェフがいました。要は「うちは厳しいから、覚悟して取り組めよ」と言いたかったんだと思う。私は入りたてだったんだけど、その言葉を聞いてゲンナリしました。ムリだわと。その言葉を聞いて、「よーし、ワタシ、辞めないでシェフを見返すぐらい料理うまくなってやる」と発奮する方もいるのかもしれないけど、私は、ただただ「怖っ」としか思えなかった。また、話が脱線してしまった。原稿もそうだけど、そういうのでしか、スキルは向上しないのかな。もっと遊ぶように楽しくやって、「あら、自分の原稿スキル上がってるじゃん」ってならないのかしら。ならないのかもしれないけど、とにかく、そういう変な圧力は、私は無理ゲーです。

ってじゃあ、「私どうしたらいいの、ヘルプミー」(by 虹コン)ってなるけど、あ、虹コンというのは、虹のコンキスタドールというアイドルグループです。別に推しているわけではないけど、上記の歌詞が出てくる「トライアングル・ドリーマー」という曲は好きです。

また脱線してしまった。要はもっと他にもライティングスキルが上達する方法ってあると思うんですよね。急な山道を重い荷物を背負って歯を食いしばって登るのも価値はあるだろうけど、楽しみながら、道中いろんな花を眺めながら登ったっていいと思うんだ。あんまり上下関係とか、全体規律とか、体育会系とか、みたいなノリは私は苦手なだけだけど。

って、「はじめに」を書いていたら、脱線して終わってしまった。つづきます。



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