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ひろゆき的暮らし2 総合病院へ行く

 突然の腹痛が始まり、原因がわからぬまま次第に痛みがひどくなっていく。

夜中も続く激しい痛みに耐えきれず、かかりつけの医院から紹介状を書いていただき、向かいましたは市内の総合病院。

受付で紹介状を渡し、消化器内科へ案内されました。そこで採血と造影剤を使ったCT検査を受けました。

特に何か治療をしていただいたわけでもないのですが、病院にいるという安心感だけで痛みが和らいだように感じるのは昭和生まれのオヤジだからか...。

予約の患者さんが優先になるので、2時間ほど待った後担当の先生から検査の結果を告げられました。

その検査結果とは

はっ?えっ?すい臓??

すい臓が肥大して、胃を圧迫しているのが痛みの原因とのこと。

その後先生がイラストを描いて説明してくれたのですが、あまり頭に入らない。ただよく覚えているのは

「これから詳しい検査をしていきますが、もしも悪性のものだった場合大きな手術が必要になります」

ということ。

頭の中では仕事のことやお金のことなんかがグルグル回っていたのですが、一番気になっていたのは

「妻に何て言えばいいんだ?」

ショックを受けるだろうか、先のことを考えて「死んじゃうの?」と泣き出すだろうか?

先生との話が終わった後、恐る恐る妻に電話をし正直に状況を説明したら

妻曰く、「お腹が痛いのに胃カメラで異常がないなら、絶対他に原因があると思ったよ。とりあえず痛みの原因がわかってよかったじゃない」

・・・だって。ちょっと拍子抜け。(実はそれまでの間に妻は、医療従事者の友人に相談したり、ネットで内臓の病気について調べまくっていたらしい)

検査入院は2週間後に決まり、その間に使用する「少し強めの痛み止め」をいただいて家に帰りました。

総合病院でいただいた痛み止めの薬は僕に合っていたようで、とりあえず薬が効いている間はとても楽になったのです...が...。

続く

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