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カステルフィダルドがアコーディオンの故郷となったきっかけ

イタリアの中部アドリア海に面した山の上に位置するカステルフィダルドは、昔から「アコーディオンの故郷」「アコーディオンの聖地」などと呼ばれています。

カステルフィダルドには約30ブランドのアコーディオン会社があります(2019年時点)。

そこでは年間約15,000台(世界の8割)※のアコーディオンが生産されているそうです。まさにアコーディオンの故郷と呼ぶに相応しい街ですね。

※中国製などの量産品を除きます。

その歴史が始まったのは1863年、パオロ・ソプラーニという農家の青年が、1台のデミアン製アコーディオン(コンサーティーナのような楽器)を模して作り始めたことがきっかけと言われています。

パオロ青年(当時18歳)は、とあるオーストリアの巡礼者からプレゼントされたウイーン製のアコーディオンに大変興味を持ち、分解・組み立てを繰り返しその原理を習得、生産を始めたんだそうです。

蛇腹のついた音の出る不思議な楽器をプレゼントされたら、気になって分解したくなっちゃいますよね。

カステルフィダルドの様子をもっと見たい方はこちらからどうぞ。

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