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39年目で唯一自慢できること|車の運転の上手下手は危険予知の意識次第

写真素材:photoBさん
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現在、適応障害治療中の身で自身を深堀りする時間に恵まれています。
ブレーキに足を置かなければ、過去・現在・近未来に渡って際限なく好奇心が高ぶり、解き明かしたい謎のリストの多さに圧し潰されそうになってしまうほどです。

自分がHSP(繊細気質)に該当することにも辿り着き、同じ悩みを持つ方々の記事や動画を見聞きしながら、適応障害に至った原因や今後の対処法について、ようやく見え始めたように感じています。

あまり自分自身を追い込んで責め立てるようなことをすると、塞ぎ込みに傾いてしまいますので十分な配慮が必要です。
繊細気質で適応障害に至った自分なりの立ち向かう回答案はこんな感じになります。

・焦らず、
・自分のペースで、
・目一杯に甘やかし、
・自己肯定できる材料を探して褒めること、
・楽しんで集中できることを見つけること、
・失った自信を取り戻しその領域を拡げること、
・自分らしさを活かした生き方を想像してみること、
・そして夢(希望)を持つこと。


治療の一環として自己肯定材料を探っていると出てきました。
39年間継続して守り続けた宝物です。
これが唯一自慢できることです。

この発見は、自分にとってかなり貴重なことだと思っています。


57回目の誕生日(9月下旬)を迎えるにあたって、パートナーより長く深く身近な存在の車の運転について振り返ってみました。
(比較対象に問題があることは承知です。)

人生の大半を共にしてきた車の運転ですが39年間、無事故です。
(パチパチ。自画自賛。)

無違反までを自慢したかったのですが、残念ながら心の隙間(ほんの僅かな油断)が原因で、その自慢までには至りませんでした。
(ちなみに、現時点ではゴールド免許で、過去の違反は全て軽微ですと言い訳に留めます。)

* * *
余談ですが、ゴールド免許保持者へは運転累積時間の条件と軽微な違反の場合に限って、イエローカード制(警告制)を導入すれば、より安全意識が前に向かうのではと思います。
何が何でも一発即時に減点、罰金、おまけにゴールド剥奪とは、納得できない場面もあります。
(つぶやき、かつ愚痴です)
* * *

車の運転免許(自動二輪は中型)を取ったのは39年前になります。
直ぐにマイカーが欲しくなって、中古のスズキ・セルボ(軽自動車)を乗り始めた頃を鮮明に覚えています。
雨も時間も関係なく、自分の好きな人、仲間、好きな荷物だけを乗せて、唯一無二のプライベート空間で好きな所に行ける楽しみを手にいれたこと。
ずっと変わらず最高の宝物だと思っています。

様々な車種にも乗りました。
サイボーグ(三菱)、セリカ(トヨタ/友人の車)、セドリック(日産/友人の車)、プレリュード(ホンダ)、ローバー、ベンツ(訳アリ車)、ミラ(ダイハツ)、ワゴンR(スズキ)、ボンゴフレンディ(マツダ)、軽トラ、2tトラック、4tトラック(ユニック、冷凍冷蔵車、アームロール車、給水車)、大型トラック(ウィング、平ボディ)、4tフォークリフト(公道を走りませんが)。
バイクはRZ250R(ヤマハ)だけで、乗り始めて直ぐに怖がりの自分には向いていないと悟りました(累計2,000kmほどのツーリングだけです)。

* * *
余談ですが、昔々仕事でレンターを借りた時のこと、サンフランシスコで知らない街路を逆走してしまい、現地人に窓を乗り出して中指を突き立てられた記憶が蘇りました。
(向こうはピストル社会ですから、背筋が凍りました。)
* * *

走行距離を累計すると80,000km(地球約2周分)程度になるのではないでしょうか。
(これが多いのか少ないのか比較対象を探っていませんが、こうして命あってお喋りできていることだけでも凄くありませんか?)


【ハンドルを握る際に徹底して意識していること】

幸いなことに人様に自慢でき、ほっとしているのは、未だ人身事故や物損事故の経験がないことです。
もちろん、運任せで走ったことは一度もありません。
常に危険があるはずと予想し、細心の注意を払って運転しているからだと思っています。

「もしも事故に遭遇したら」と、その光景を常に頭に思い浮かべています。
アクセルを踏み始めた瞬間から、その可能性が始まると思っているからです。

大袈裟だなと感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、想像してみてください。

ほんの僅かな瞬間の見落としや操作ミスで、最悪、人の命に関わることになるかも知れないのです。
何気にアクセルを踏み、ハンドルを切ったその時に、人生が一変すると考えれば如何ですか?
怖くはないでしょうか?

私は、何かが壊れる、潰れる、傷つくだろう瞬間の形、状態、音、心理的な衝撃、動揺、緊急対処手段、救急、警察、裁判、賠償などの悲痛な光景が100倍速の映像で頭の中を駆け巡ります。

もちろん常時ではなく、見通せない道路、交差点、カーブ、坂道、狭い道、橋、トンネル、街路樹、店舗、工事、駐停車車両、バイク、自転車、子供、高齢者の視認をトリガーとして、「何かが起こるかも!」と意識しています。

「危険予知」と呼ばれる行為で、無意識かつ無防備な状態を回避するというものです。

例えば、これから加速しようとアクセルに足を置くのと、減速を意識してアクセルから足を外してブレーキに足を置くのとでは、心の準備として雲泥の差ですよね。
このことは、教習所や免許証更新時の講習でも嫌というほど見聞きしてきたことですが、このほんの僅かな意識、心の準備が生死を分けることになるのです。

ハザードを点灯している駐停車車両を追い越そう(かわそう)と、右側に膨らんでアクセルを踏んだ瞬間に車両の影から子供が飛び出して来たらどうですか?

気付いた時には手遅れです。

恐らく、衝突の衝撃、同時に衝突音、何処からかの悲鳴、出来事の把握、自己分析(原因回想)、現場確認、事象確認、必要であれば救命措置、二次災害防止措置、目撃者確保、救急要請、警察連絡、保険会社連絡、所属会社連絡、家族連絡等々、短時間の内に最優先事項の処理に迫られることになるでしょう。
一気に重責に襲われることになります。
(オワッタ感に浸っている時間もありません。)

絶対にあってはならないですよね。私は100%以上。嫌です。

このように、運転時には最悪のケースを一度は頭に浮かべ、絶対にあってはならぬと危険予知の意識を働かせるべきだと思うのです。

運転座席をリクライニングにして、左足を上げ、肘をついて煙草を吸いながら、スマホを触りながらでは、到底この場面で適切な対応ができるはずがありません。回避できることも、できないことになるでしょう。
それは、余りにも無責任な運転姿勢だとしか映りません。
該当する方にとっては気分の良い話しではありませんが、大事に遭遇する前に是非、今一度見直していただきたいと思います。

運転者にとって心底リラックスして走れる瞬間など、無いのだと思った方が良いでしょう。

これらはハンドルを握る者の責任と義務だと思っています。


私が普段から意識している危険予知を列挙してみました。
共感を得る項目があれば有難いですが、意味不明という方は少々危険な状況にあると思っていただいて良いかと思います。
何か一つでも二つでも、新たな視点をくみ取っていただけるならば、またそのことが事故という最悪の瞬間を回避できるきっかけとなるならば最高の成果だと思っています。
つらつらと長い道のりとなりますが、気になる項目だけでも目を通してみてください。

もしも今、助手席の教官からその都度説明(説教)されたら、きっと嫌気をさして運転放棄しちゃうかも知れませんね。
運転席ではなく、リビングや寝床で目を通していただければ幸いです。


【無事故を継続するための信念】

教習所で習ったことをベースに、これまでの経験を総合して要約すると、無事故を継続するための7つの信念を書き表すことができます。
初心者の方からベテラン、プロの方まで「何を今さら馬鹿馬鹿しい!」という気持ちをこらえて、次の7項目だけにでも目を通していただきたいです。
きっと、読んだ方とそうでない方とでは天と地の差が出るはずです。
(命の恩人という瞬間が訪れた時で結構ですので、スキマークをいただければ十分です。)

①横断歩行者は絶対優先。
②制限速度には理由があって守るべき。
③必ず目視で最終判断する。
④見えない箇所は減速、または一旦停止。
⑤来ないはずと見切らず、来るかもと危険予知。
⑥車両は一個体ではなく、交通流の一部と捉える。
⑦譲り合い精神。


【普段から意識している危険予知】

読み易さを考慮に入れない書く側の責任放棄とも、詭弁とも取れると覚悟していますが、想いの強さや頭の中を廻る映像通り、思い浮かぶまま、その順番で書いています。
分類分けしてしまうと効力が半減するような、生々しさに欠けてしまうような、そんな勝手な想いを優先させています。
「ありのまま」と言えば、その通りです。

1)止まれの標識では、白線で一旦停止、そろりと前進し左右を覗ける所で再度一旦停止と、最低2段階の停止の後にアクセルに足を置いています。後続車両があったり、ギリギリまで接近している場合は、しっかり速度を落として「しっかり止まりますよ!」と意思表示しています。

2)左折時は、サイドミラーで左側を走り抜けるバイクや自転車の有無を確認し、目視段階では、左右斜め方向から横断しようとする(特に)自転車の存在を確認しています。自転車の接近は想像以上に速いですよね。経験された方もいらっしゃると思いますが、下り坂では自転車は止まる気もなく、その勢いで突っ込んで来ます。また、左折車両を待ち切れずに割り込んでこようとする右折車の有無も見届けています。場合によっては、その無謀な右折車両を先に譲って行かせてしまう方が安全な場合もあります。

3)混雑や渋滞ぎみで先方が見通せない場合は、反射体を周囲の建物や構造物の中から探し出し、車両の動きや歩行者などの存在や状態を確認をしています(但し、直接の目視ではないため、あくまでも参考程度にしています。最終判断は、やっぱり目視時にのみです)。

4)太陽光で路面に映し出される影も確認材料としての有効な一つです(車両の影、人の影によって、直接目視できなくても存在を予想することができます)。

5)見通すことのできない交差点では、カーブミラー、照明、影、音(話し声、自転車のブレーキ音など)、風向きと車種によっては、排気ガスなどの臭いを含めて、車両や人の存在を確認するようにしています。

6)カーブミラーに映る車両とウインカーの位置(曲がろうとする方向)は、実際とは反対側に見えるため、必ず目視確認できるまでアクセルを踏まないこと(鏡には直感的に左折と見えるが、実際は右折しようとしている)。頭の中で相手が左に曲がるだろうと決め込んでいるのに、右に曲がられては、対処が遅れて当然です。

7)窓を密閉させず、外部の空気(速度感)、音を常に聞けるようにしています(特に、人、自転車が多い市街地、商店街など)。

8)緊急車両のサイレン(赤色灯)を感じたら、窓を開けて音、声の方向に集中できるようにしています。緊急車両の位置を一刻も早く特定できるように集中し、目視できた時点、もしくは周囲の車両の動きを参考にしながら、停めるべきか、進むべきか、そして、停めるなら何処が邪魔にならないかを判断しています。

9)信号交差点の表示が青でも、発進、または通過直前に左右からの交差点進入がないか意識しています(特に、信号の変わり目には、クリアランスタイムを狙って突っ込んで来る車両があるためです)。

10)見通しの悪い信号のない交差点では、止まれの標識がなくても、ブレーキに足を乗せる(左右を目視確認できるまでは少なくとも減速し、走り抜ることはありません)。何度もこの意識で大事を逃れています。

11)雨天で歩道に歩行者を見掛けたら、泥はね水はねに配慮し、左右前後の車両を考慮の上で水たまりを踏まないように軌道を修正しています。

12)狭い歩道で傘をさしている歩行者を見掛けたら、電信柱をかわして車道に出てくる可能性があると心構え、後続車両の状況によっては速度を落として通過したり、追い越し車線に軌道修正しています。

13)車の動きは流れです。水流と同じと考えると個々の車両のあり方への意識が変わると思います(交通流と耳にしますよね)。

14)個々の車体を優先するのではなく、流れを優先して考えれば前後左右が目に入るようになり、減速、止まる、避ける、譲る、先に行くべきかが正しく判断できるようになります。

15)車同士が対向する場面では、運転経験や習熟度、注意力には差があり、全ての運転者が優れている訳ではないと知り、譲ることを優先に頭に描くようにしています(アクセルよりはブレーキに足を運ぶべきで、かつこちらが無理し過ぎない範囲を前提に、リスクを負って左側ギリギリに寄せるようにしています)。

16)鉢合わせの場面や譲り合う場面では、必ず相手の目(表情、仕草)をみるようにしています。
(どちらも平等なので、お互いに会釈、または合図を示す。笑顔を見せる、手を上げる、頭を軽く下げる、軽くクラクションを鳴らしてお礼を示す)。
(どちらも一旦ブレーキに足を置いて減速し、または停止するのを面倒だと思うでしょうけど、仮に3秒費やしたところでその後の予定にどれだけの悪影響を及ぼすのでしょうか?と考えるようにしていっます。)
(狭い日本。そんなに急いで何処へ行く?と言うフレーズを耳聞きしたことはないでしょうか?)。

17)ハザードランプは、車で表現できる表情の一つ。柔軟に的確に使いまくっています。
(譲って入れてもらったら、2回ほど。電話受信や迷い道で停止、または方向転換の際は、必ずハザードランプを点灯させて走る意思のないことを示すようにしています。)
(病院前で患者を待つ時や、郵便ポストに投函する時の停車時は、左折ウインカーではなくハザードランプの点灯です。)
(目的地に近付いたら左ウインカー、ブレーキランプのポンピングで後続車に注意を促し、停止と同時にハザードランプを点灯します。)

18)コンビニなど店舗前の駐車場に停める時は、概ねこの付近の空きスペースに駐車させたいと思った時点でハザードを点灯させ、前後左右の通行者、運転者へ間もなく駐車場所を決めて停まるのだという意思表示をしています。

19)ハザードランプやウインカーを点灯せず、社内に運転者がいる場合は、走り始める可能性があることを意識し、前輪タイヤの向きを確認しましょう。仮にアクセルを踏んだならば、左右どちら方向に車体が動き出すかを予測します。
(余りにも曖昧で不明瞭な場合は、減速、または一旦停止し、軽くクラクションで注意喚起したり、または相手の顔を見て走る意思があるのかないのかを確認します。)

20)右折レーンにすり付けて表示されているゼブラ帯(大きな三角形)は走行可能です。直進車線から右折車線に入ることが予め分かっている場合は、早めに右側のウインカーを点灯させゼブラ帯を利用して、できるだけ早めに直進車線から離れるようにしています。
(ただ、十分に長く広いゼブラ帯があるにも関わらず、直進車線からゼブラ帯をトレースするように右折レーンに入ろうとする車両もありますので、前後と左側の車両の状況も十分に確認しながら走行する必要があります。)

21)高速道路でも一般道でも、鋭角(Vの字型)での合流時は右ウインカーを点灯しながら走行(合流)します。本線側を走行中の車両が減速したり、軽いパッシングや軽いクラクションで合流を譲ってくれた時は、ハザードランプを点灯(2~4回)させてお礼を示します。
(原則、右側の窓を開けて目視しながら合流しますが、軽く手を上げてお礼すると気持ち良いものです。)

22)細い道での信号待ちでは、交差点に右左折して進入してくる車両が滞留することがないよう、付近の住宅や店舗玄関口の位置と対向車両が通過できる幅が確保できるかどうかを見極めて停車するようにします。
(路面に表示された停止線にただ合わせて停止しただけでは、電信柱などの影響で安全に通過できる車幅を確保できないことがあります。)

23)人気ファストフード(M社)や激安ガソリンスタンドを先頭にした長い待ち行列(縦列車両)を発見したら、できるだけ早い段階で追い越し車線側へ逃げるようにします。
(発見が遅れて待ち行列に追従してしまった場合は、焦らずに信号の変わり目を待って、右ウインカーを出して追い越し車線側へ逃げます。)

24)後続車両から急接近や車間距離の幅寄せ、ジグザク運転などで煽られた場合は、原則、感情的になって相手にせず、直近の路側帯やコンビニの駐車場に停めてやり過ごしたり、交差点で右左折したりして煽り車両から逃れましょう。悪質執拗な煽りの場合は、ハザードランプを点灯させて左端に停車させ、車種とナンバー、現在位置と進行方向を警察に通報します(車載カメラの録画が証拠となります)。
(助手席や同乗者がいる場合はスマホでも録画することができますが、煽る車両に油を注ぎ兼ねないためおすすめはできません。)

25)カーブ頂点での駐停車は原則しません。見通しできる場所まで車を移動させてハザードランプを点灯の上で停車させるべきです。
(事故、故障などで止むを得ず駐停車の必要がある場合は、後続車両側に△表示板を置くなどして注意を促します。)
(車両を安全な場所に移動させることができない場合は、警察に状況を通報し、交通誘導の応援を要請します。)
(同時に保険会社を通じてレッカー移動の手配を行います。)
(警察が到着するまでの間、同乗者や応援者がいる場合は、道路の上下方向に各々立って最低限として減速を促す合図に努めます。)

26)道路の凹凸部分は程度にもよりますが、可能な限り減速させることが安全に通過できる条件です。
(通過交通を制限する街路や大規模駐車場内に敷設されたハンプは、10km/h以下程度で走行するようにします。通過という感覚よりは一つ一つ手前で停止して乗り越える感覚が正解です。)

27)停止時のブレーキングは、教習所で習った通り複数回に分けてブレーキペダルを踏むポンピングが基本です。
(不快なGを感じさせない止まり方でタクシードライバーに見る高度テクニックとしては、ブレーキを踏んで車両が止まろうと前のめりになる寸前にブレーキの力を僅かに緩めて少し前進させ、再度静かにブレーキ踏んで完全に止める方法があります。止まる寸前の最後の味付けという感じです。)
(歩行者や他の車両が少ない駐車場や、信号交差点で前後に車両がないことを確認できた時に練習してみてください。運転のクオリティが格段に上がります。)

28)カーブでのアクセルワークの基本は、カーブ進入前に十分に減速し、カ-ブ途中ではエンジンブレーキを使用、直線が見えたカーブ後半からじわっと加速です。

29)下り坂はオートマ車でもエンジンブレーキを主体に走行します。勾配や速度によってドライブからセカンド、場合によってはローにまでシフトダウンして、フットブレーキを併用しながら速度をコントロールします。
(長距離、長時間に渡ってフットブレーキを踏み続けると、ブレーキ機構が加熱して油圧系統に損傷を与えるとブレーキ不能となる恐れがあります。)

30)バック(駐車、後退)時は必ず窓を全開にして、左右サイドミラー、バックミラー、周囲の音にも集中し、最後は必ず目視によって判断して操作します。
(雨の日は視界も悪く雨音などの雑音が多いため、なおさら窓を全開とまでは言わずとも半開程度にはしたいものです。)
(一旦、車から降りて後方を確認することは恥ずかしいことではありません。曖昧要素を残してアクセルに足を置いてはいけません。)

31)合流待ち、または譲ってもらう時は、原則、窓全開で合流の意思表示と挨拶をしたいものです。

32)横断歩行者は絶対的に優先です。見過ごしがちなのが信号のない横断歩道ですが、前方に横断歩道の手前にいる歩行者を見つけたら、前後車両と対向車両の状況を見ながら減速し停車します。
(こちらが停車しても対向車両が走り抜けるケースがあり、最悪の危険状態となります。危険を感じたら、横断しようとする歩行者にも対向車両にも、クラクションやパッシング、手を振るなどして注意を引くことが必要です。)

33)面倒だからと言って駐車場の区画マーキング内を通過しない。区分けされた通路を走行せずに、駐車区画の中を走り抜けたり前後を移動するのは危険です。
(全くの空車状態、前後左右を見通せる状態であればまだしも、混雑した駐車場内でこのような行為をすべきではありません。)

34)指定がない限り、基本は出船式(後方から)の駐車がベストです。コンビニなどで多い駐車場のトラブルは、車両の頭から駐車した車両がバックで出ようとした際に進入して来た車両や、同じくバックで出ようとする車両と接触することです。これを防ぐには、敷地内に進入した時点でハザードランプを点灯させ、これからバックで駐車するのだとしっかりアピールした上で行動し、バック駐車を完了させてしまうことです。面倒がったり馬鹿にする声も耳にしますが、駐車場内にいる運転者全員の目にも入り易く駐車しようとする車両の存在を認識してもらうことができます。
(もちろん、出発時には前方(左右)への注意に集中できるため、視界の悪いバックでの出発と比べればどちらが安全であるかは簡単に判断することができます。)

35)狭い駐車場は丁寧に垂直に停めるように心掛ける。乱雑なはみ出し斜め駐車のために、せっかくの駐車スペースが失われているケースを多く見掛けます。
(自分本意の表れだと残念でしかありませんが、そこは一つ、譲り合い精神を思い出していただければ嬉しいです。)

36)車椅子マークの駐車場は条件者だけが利用しよう(困っている人がいる)。車椅子に頼る生活者を知らない(立場を察することができない)可哀そうな方が、自分本意に停めていらっしゃると思っています。その駐車スペースが何故、店舗に最も近いのか、左右の幅員に余裕があるのか、雨に濡れ難い構造が多いのかを考えてみる機会になれば幸いです。

37)いるいる!やたらバックで加速したり、交差点で信号を待ちきれずに駐車場内を駆け抜ける車両。これらは何も格好よくはありません。見直していただきたい行為ですね。

38)直前の車両の速度が遅いなと感じたら、大半が左折の準備か道を探していることが多いです。いわゆる違和感を感じたら、早めに右ウインカーを出して進路変更した方が良いです。
(直前の車両が直前に左折しようとしたら、基本は停まる準備を、第二段階として追い越し車線への変更を考えましょう。)

39)追い越し車線を走行中も同様、直前の車両の速度が遅いなと感じたら大半が右折の準備中だと知りましょう。右折レーンがない交差点では前方の車両がはけるまで待機を強いられることがあります。

40)できるだけ遠くの情報を事前に知る意識を持つこと、そして早めの合図と行動(進む、止まる)に移すことが基本です。
(進むか止まるかの二択しかありませんが、明確に素早く判断することが大切です。但し、迷ったら止まるを選択しましょう。)

41)右折専用レーンで間違いに気付いて直進したい場合は、残念ながら右折して安全な場所でUターン(方向転換)することをおすすめします。
(前後左右の交通状態、警察による監視の目次第では、直進車線への復帰という方法も脳裏をかすめますが、こんな時って必ず何かが起こるものだと思うことが賢明です。)

42)黄色信号は止まれの意識に塗り替えましょう(黄色は注意して進行OKではなく止まれが正解です。なかなか法令を読む機会がありませんので、敢えてそっくり引用させていただきました)

<道路交通法施行令 第二条 黄色の灯火>
一 歩行者は、道路の横断を始めてはならず、また、道路を横断している歩行者は、すみやかに、その横断を終わるか、又は横断をやめて引き返さなければならないこと。
二 車両及び路面電車(以下この表において「車両等」という。)は、停止位置をこえて進行してはならないこと。ただし、黄色の灯火の信号が表示された時において当該停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く。

引用:
e-GOV 法令検索
https://elaws.e-gov.go.jp

43)横断歩道で信号待ちの高齢者を見掛けたら、減速または追い越し車線へ変更するのが賢明です。
(歩道は車道側へ雨水を流すための傾斜があり、バランスを崩すと前のめりに倒れ込む可能性があります。万が一を想像すると恐ろしいです。)
(クラクションを鳴らして注意喚起したい気持ちも理解できますが、驚きによる次の反応や行動を心配すると避けるべき行為となります。)

44)歩道を歩く子供連れを見掛けたら、減速または追い越し車線へ変更するのが賢明です。
(よちよち歩き~幼稚園児程度の子供が単独、または親の手を離れて歩いている時は、飛び出してくる可能性ありと考えて心構えをするべきです。)

45)車道にボールが飛び出してきたら、ほぼ間違いなく子供が続いて出てくると理解してしまうことが賢明です。
(絵に書いたようなこの光景を二度目撃しています。もちろん、危険予知によって難なく回避しています。)

46)夜間の信号待ちで対向車がある場合は、交差点の傾斜や進入角度を考慮して、ヘッドライトを消灯(スモールだけに)するように意識しています。
(存在をアピールするためにヘッドライトの灯火を肯定する声もありますが、見通しの悪い交差点を含めて条件次第だと思います。)

47)バス停でバスを見たら、道路上で駐車車両やトラックなどを見たら、死角から人が飛び出す可能性を意識しています。
(道路上で駐車車両やトラックなどを見たら、ドアが突然開く可能性も意識する。)

48)右折車両を譲る場合は、自身の車両の左側を通過するバイクや自転車の存在をサイドミラーや目視で確認しています。譲る側にも責任があります。
(発見した場合は、右折車両に、クラクション、または制止するためのジェスチャーを示してあげましょう。)

49)片側2車線以上の道路でも、基本は並走しない(特にカーブ時)、死角に入らないよう、前後左右の走行車両の状態を常に把握しています。
(同じ車線で直進中も、基本は常に自分自身がどの位置でどの状態にあるのかは把握しておく必要があります。)
(漫然とボッ―としているようなら、気分転換に一休憩の時間をとりましょう。)

50)睡魔、眠気に勝つ方法は一つだけです。それは5分でもいいので車を停めて眠ることです。究極は広めの路側帯(できればコンビニ、大型スーパー等の駐車場がベスト)にハザードランプを点灯して駐車しちゃいましょう。ギアをパーキングにしてサイドブレーキを引いてリクライニングにして目を瞑ってしまいましょう。アラームセットはお忘れなく。)
(眠気覚ましのガムや飲料で抗うには限界があります。)

51)同乗者は運転者からの要請がない限り、運転の指示や野次(下手くそ、追い越せ、行け、止まれ、曲がれ)をを飛ばしたり、煽ってはいけません。
(最終的に進行方向を決めるのも、ブレーキかアクセルかを決めるのもハンドルを握る運転者です。運転者は多かれ少なかれ上記のストレスを抱えて運転していることを理解してあげてください。)
(尊重と感謝の気持ちを決して忘れてはいけません。)


以上となります。

お疲れ様です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
たくさんを並べ立ててしまいましたが、一つでも気に留まったことがあれば嬉しい限りです。

考え過ぎ、やり過ぎなのかも知れませんが、やり直しの効かない瞬間の100%を目指すからには仕方がありません。
これでも未だ見落としがあるかも知れないと思っています。

私は、39年前に手に入れた大切な宝物を守り抜くために最善を尽くし続けたいと思っています。
免許返納の日まで、無事故の死守を誓います。


追伸

全ての項目について法令の根拠を紐付けたいという想いはありましたが、今回はそこまでの深堀りはせず経験に基づく感覚的な内容に留まりました。
必要であれば、機会を改めて法令と心理面からも丁寧に補完したいと思います。
一先ずここで区切りとさせていただきます。

全てを自分自信に言い聞かせて。


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