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飲酒運転の誘惑に勝つ方法|「絶対に飲酒運転はしない!」と言い切れる人になれる。

<はじめに>

この記事の構成は次の通りです。文字数にして約3,000文字、約10分をいただければ最後まで目を通していただくことができます。
日常的に飲酒運転の誘惑を感じる方は、是非とも一読いただきたくお願いいたします。
必ず「飲酒運転はしない!」と、言い切れる人になれるヒントを掴んでいただけるものと信じています。

・飲酒運転の認識
・飲酒運転のエピソード
・飲酒運転の誘惑に勝つ方法
・まとめ

<飲酒運転の認識>

道路交通法第(65条第一項)で禁じられている飲酒運転は、単なる交通違反以上の重罪であり、他の多くの犯罪と比較してもその罪の程度が重いことが明確です。飲酒運転は、他者の安全や命を脅かす行為として厳しく罰せられ、社会全体から非難されるべき行為という認識です。

<飲酒運転のエピソード>

お得意先の方から「今、~で飲んでるんだけど、ご一緒にどう?」とお誘いの電話が入ると、「今日は車なのでご遠慮させていただきます」ときっぱりとお断りすることができるだろうか?
自身の都合より、営業上の親睦を深める好機だとしか感じることができないのではないだろうか?
「はい。ありがとうございます。直ちに参上いたします!」
日本のサラリーマンの寂しい定めかも知れない。

しかし、乗っている車で駆け着ければ、駐車場代、運転代行代、流れ次第では宿泊代の出費も視野に入れなければならない。
有効な営業上の接待だとして、会社が経費負担してくれるのならありがたい話しで大いに甘えたいところ。
ただ現実は厳しく、よほどの役職持ちか地位を築けていなければ、ポケットマネーでの清算という結末が見えている。
複数人数で共用している社用車なら、間違いなく翌日に備えて一旦社に戻っり帰庫させ、公共交通手段に乗り換えるのが常識の流れだ。しかし、時間に追われていれば、そのままマイカーに乗り換えて車で駆け付けるという場面もあり得る。

「とにかく先ずは飲み会に顔を出し、車の対応は後ほど考えよう。」
と目先の行事が優先になりがち。

その後のシナリオは既に描かれているも同然。

「そろそろお開きにしようか。」と誘い主。
「そうですね。今日はお誘いくださりありがとうございました。」
「また、お声がけください。仕事の方もよろしくお願いします。」

さて、どうするか?
散々飲んで酔っ払ってしまったけど。
自宅までは10kmほど、山沿いの裏道を走しれば30分程度で帰れる。
お得意さんとの話しに夢中で運転代行の予約もできていない。今更呼んでもいつになるか分からない。
まっいいか、大丈夫。人通りも少ない道だし、過去に飲酒検問の噂も聞いたことがない。
ほら、片足でも立てる。速度に気を付ければ目につくこともない。
よし!このまま車で帰ろう。

過去に、そんな経験はなかっただろうか?
なければ優秀、いや当然。しかし、意外と一度や二度はありがちなのだ。

幸運なことに、検問にも巡回中のパトカーにも遭遇せず、もちろん自損物損も人身事故もない。
少々怖くてドキドキはしたが、無事に帰宅できた。
だから今、ここにいれる。

でもちょっと待った。
だから大丈夫なのだろうか?
次回も同様に飲酒運転をやってのけてしまってよいのだろうか?

今、過去をほじくり返しても仕方がない。
悲惨な出来事が起こっていてもおかしくなかった数十分を反省し、もう二度と同じことを繰り返さないと誓った上で、静かに心の隅に格納しておきたい。
何事もなかった今だから言えることだが、次がなければ、誰も責めもしないし、咎めも叱りもしない。

<飲酒運転の誘惑に勝つ方法>

人は誘惑に弱い生き物だ。
だからこそ、誘惑に勝ち自身を守るための方法を知り、実行しなければならい。
ただ、単純ではなく、心理面、環境面、行動面における取り組みを重ね合わせることで誘惑に対峙できるというものだ。
一つひとつのなすべきことは決して難しいことではない。ただ、焦らずご自身の納得とペースで取り組む必要がある。

  1. 自己認識の向上
    自身がどのような状況で飲酒運転の誘惑に負けるのかを知ることが、とても重要になってくる。こんな状況だったら止めれない、こんなことを言われたら断れないなど、断ち切り切れない自身の弱点やトリガーとなる言葉や状況を理解することで、それらを遠避ける、または直接的に対処する方法を考え出すことができる。

  2. 強い動機づけの形成
    自分はどうあるべきか、自身がどうしたいのかという長期的な目標や価値観を明確にすることで、短絡的、衝動的な目先の誘惑を乗り越える動機づけを強化することができる。例えば、接待や会社の飲み会については、急遽突発的な誘いは断るようにし、予め車を離れて電車やバス、その他の交通手段で移動できる状態を確保できた時だけとするなど、日々の車を利用するマイペースを乱されない工夫をすることなどが挙げられる。

  3. 環境の管理
    誘惑を減らすために、徹底して酒の席や飲み会が分かっている時は車を自宅に置いて出勤する。それ以外の突発的な飛び込み行事の場合は、きっぱりと断る姿勢を周囲に伝えて理解と協力を要請し徹底する。このように物理的に車と酒を近付けない環境を予め調整し準備することが有効である。

  4. 自己制御の訓練
    喜怒哀楽の感情から離れ、気持ちを集中し中立にさせる瞑想や心身の現状を受け入れるマインドフルネスなどの普段からの練習は、自己制御の強化にとても効果的だ。これらの練習によって、雰囲気にのまれず瞬間的な衝動を抑えて冷静な判断を促すことができるようになる。

  5. サポート体制の構築
    家族や友人、場合によってはアルコール依存症としての治療や心理カウンセリングなど専門家のサポートを受けることも視野に入れるべき重要ポイントとなる。信頼できる人々に自分の目標を共有することで、見守りや応援、アドバイスを求めることができ、一人で闘うのでなく誘惑に立ち向かうための支えの力が強化される。

  6. 過去の成功体験を振り返る
    過去に誘惑に打ち勝った経験を思い出すことで、自分で決めたことをやり通せるのだという自信を高めることができる。その成功体験が、次の誘惑に対する防御の力を強化してくれる。
    うっかりの過失や分かっていながらの故意犯を含め、上手く監視の目や法を潜り抜けることができたという反面体験は、今後決して繰り返してはならない反省材料として、これはこれでしっかりと胸に刻むことも必要だ。

<まとめ>

どれか一つの方法というよりは、幾つかの方法を組み合わせることで、誘惑に対する防御の力を効果的に強化することができるようになる。自身にあった方法を模索することが大切だ。
ただし、誘惑に対する防御の力、効用というのは、一度身につければ永久に保持できるというものではなく、絶えず継続的な努力が必要だということを忘れないで欲しい。

飲酒運転という罪を犯さないために、様々な誘惑を断ち切れる強さを得とくする方法、飲酒運転の誘惑に勝つ方法について考えてみた。
「絶対に飲酒運転はしない!」と言い切れる人になれる。ならなければならない。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
飲酒運転の根絶について、考える機会となれば幸いです。


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