神になり損ねた「主」の劣等感 わかりやすい令和の聖書w
この世の物質、人間、霊:小神たちの最上位であると同時に、この物質世界の運行と創生の頂点、主、またの名を YHVH君(仮称)
彼にはずっと、誰にもいえない劣等感があった。
故郷の次元の高い創造主のようになりたかった。
ただ、彼には次元という感覚がイマイチ分からなかった。
ただ、創造主の世界が素晴らしいものであり、自分より高いものであることだけは分かった。
それはプラトンとアリストテレス君との関係にも似ている。
そして彼は「自分の世界」を作るチャンスを得る。
偉大なる初代の社長からののれんわけ。
これからは俺の時代、、そしてあの初代を超えてやるっ!
意気込んで世界を作り始めたYHVH君だったが、早速つまづいて、上手くいかない。その様子はまるで三流陶芸家である。
YHVH君「あれっ?おっかしいな・・ ここをちゃんとするとここがずれるし、あー違う!!お前は増えすぎだ。クソッ!!思ったとおりにいかねえ・・」
困ったYHVH君は、蛇の格好をして、古巣に行き、そこの夫婦社員をだまくらかして自分の未完成な世界に連れてくることにした。
いろいろ情報が聞けるし、人間の「創造力」を使えば、創造主のあの世界に似たものが勝手に出来ていくし何かと便利だ。そうしてしばらく人間に世界を作らせてみるとしよう・・。歯向かってくることだけが心配だが、なあに、いざとなったら人間ごときいくらでも抑え込めばいい。
YHVH君「もっといい新世界がありますぜえ、一緒にいきましょうや。あんたがたの創造主は、お2人方を騙して内緒にしてるって知ってましたかい?」
運よく2人を騙せたYHVH君は、早速この2人をベースに繁殖を繰り返させた。
YHVH君のみすぼらしい失敗作の物理世界は、この2人の魂に残っていた「創造力」のカケラによって、少しずつ彩りが出てきた。
YHVH君「しかし、面白いことが起きるな。というかなんでだ?あの(創造主の)世界では無かったのに、俺のこの世界ではなぜ争いが起きる??
デキの悪いYHVH君は、最初この争いという概念がなぜ起きたのかも分からなかった。
そのうちにようやく気付く。
YHVH君「ああ、命が大事だからか。考えてみりゃあそりゃそうだよな。。そもそも物質世界だから命とか死ができるのか。。」
そしてまた、あの創造主に感じた劣等感がうずき出す。。
YHVH君((てか、あれ、この世界、失敗??なんだか・・みすぼらしくねえか? やべえ物質世界自体が、、欠陥?え、つまり、、俺の欠陥??どうしよう・・ あんなに意気込んでこの様、、恥ずかしくて見せられない。))
焦ったYHVH君は、あの手この手で人間に「指令」を出した。これ以上自分の世界がみすぼらしくなるのを食い止めねばならない・・
ところが、YHVH君はどこまでもデキが悪いために、彼の指令は的を外していて人間にすらあまり従ってもらえず、仕方がないので人間の風習や都合や弱みに混ぜ込んで、彼の指令を聞かせることにした。
その結果、イカガワシイ聖典や、宗教を、行き当たりばったりで大量に生み出してしまう。
そうしてジタバタしたあげく、彼が人間に伝えるのはいつも、「生贄」とか「服従」とか「(盲目・狂気の)信仰」になった。そして、世界をみすぼらしく見せないための創造主らに対する「外面のカッコツケ=僕の世界上手く回ってやーす!」のポーズのために、偽の次元の低い道徳も散りばめた。だが、そこまでいってもそれは、嘘と脅しと強制力によるもので。
最初、YHVH君は創造主の真似をした物言いをしてみたのだが、(YHVH君のレベルが低いせいで)人間はそれに反応しなかったから、ムキになって従わせようと試行錯誤したら、いつの間にかそうなってしまったのである。
まるで出来損ないの中卒ブラック企業社長のようだね。
そして、当初新世界の神になろうと意気込んでいたYHVH君は、いつしか本当に堕ちてしまい、
もうこいつらの命を人質に「命・令」するしかねーわ。(だから「命」の「令」ねw)と考えだす。
この俺の作った物質世界には「死」とか「痛み」とか「老化」があるしな。(まるでデスノートだね)誰もこれには逆らえんだろ。。
そうして、今この世界の隅々は、彼と、彼の能力の次元の低さ、そのものの写しのように、命の脅迫原理で出来上がっている、というわけであります。
人間には、元の創造主の世界の能力=創造力のカケラ=イデア=直感があるんで、さらには三次元の物質についてさえ、人の意識が影響を与え始める始末。一定数の人がそれを取り戻したらYHVH君のやり方もおしまい。
そしてそれらすべてのことの推移を真の創造主は穏やかにみている
ま、そうなったときに、YHVH君が最後に暴れるか?
三顧の礼をもって、人間に取り入るか?
あるいは「この世はVR」的な総括とか?
次元の住み分けになるのか?
どうなるのか見ものだね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?