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Microsoftから発表された新しいアプリMicrosoft Loopでナレッジ管理やコラボレーションを実現!

企業内部におけるナレッジ管理やコラボレーションのためのツールは何を使用していますか?今流行りはNotionですが、昔から有名なのはConfluenceですね。そんな中、2021年11月にMicrosoftが満を持して発表したのが、Microsoft Loopというアプリケーションです。今回はLoopについて記載します。

Microsoft Loopとは

Microsoft社が2021年11月に発表したノート作成やナレッジ共有のためのアプリケーションです。数ヶ月内にはMicrosoft365の機能として追加される予定です。アプリの見た目や機能はこの分野のアプリとして先行しているNotionに非常によく似ています。Loopは3つの要素から構成されています。

1. Loop workspaces:プロジェクトに必要なページをまとめて管理する共有スペースのことです。
2. Loop pages:ノートブックの1ページと同じイメージで様々なことを書き留めたりすることができるスペースのことです。
3. Loop components:文章や表、ドキュメントなど様々なパーツのことです。

これらを組み合わせて1つのページにして、ページを組み合わせて1つのワークスペースを作ります。

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Notionとどこが違う?

アプリケーションの見た目(UI)はNotionに非常に似ています。アプリ内でできることもほとんど変わらないと言って過言ではないと思います。(もちろん細かい部分では違いがありますが、情報を記載して、自由にドラッグアンドドロップで移動できて、ページやワークスペースで情報を分けて管理できるという面では同じです)。大きく違う点はやはりMicrosoft Officeとの連携になるのではないかと思います。MicrosoftはOffice製品(WordやExcel、Powerpointなど)とLoopを自在に組み合わせることを可能とすることでより柔軟な情報の連携を実現していくのではないかと思います。

まとめ方のコツ

ナレッジ管理ツールのまとめ方のコツは様々な方法があります。今回はその中で最も重要な3点を記載します。

1. 検索性を意識した名称をつける
ワークスペース名、ページ名を付ける(日付を入れる、重要ワードを入れる、タイトルの記載方法を統一する)。

2. 定期的にワークスペースの構成を見直す

週1や月1回など、決まった周期でワークスペース全ての構成を見直して、再構成することが重要です。同じような情報はグルーピングしたり、重複している情報を削除したりすることが重要です。

3. 企業内部の部署や役割に沿った形でワークスペースの構成を作る
自社の部署や役割に沿った形でワークスペースを構成して階層構造を作ることが重要です。そうすることにより、社内の人が事前に必要な情報にたどり着くことができるようになります。あのメモはどこにあるの?がなくなるような構成にしていくことが重要です。


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