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企業におけるApple製品の管理を自動化して効率化するにはどうするのか?Kandjiを使おう!

多くの企業でApple製品を社用PCとして使っていることが多くなってきています。WindowsとMacを併用していたり、Macだけという企業も増えてきているのではないでしょうか?Apple製品をキッティングしたり、セキュリティやコンプライアンスに沿う設定になっているのか等を管理する必要があります。今までは人手でやっていたけれど、台数も増えてきたので、自動での管理を行い効率化したいと思っている情シス担当者も多いと思います。今回はそんな要望を叶えるKandjiという新しいツールについて紹介します。

Kandjiとは?

KandjiはApple製品の管理に特化したソフトウェアです。macOS、iOS、iPadOSやtvOSを管理するために利用するモバイルデバイス管理ソフトウェアです。いわゆるMDM(Mobile Device Management)です。

Apple製品向けのMDMソフトウェアとしてはJamf Proなどが有名ですが、Kandjiは他のMDMとの一番の違いは自動化に注力していることであると述べています。様々な作業を自動化することにより企業でApple製品を管理している人の時間をより専門的なところに使えるようにすることを目指しています。

Kandjiでできること

Kandjiは企業でApple製品を管理する際に必要な機能が揃っています。主なできることとしては5つあります。

  1. モバイルデバイス管理

    • 企業内部に何台のApple製品があって、誰がそれを使っているのか、どのような設定になっているのかを管理画面で確認することができます。

  2. アプリ管理

    • Apple製品にインストールされているアプリを確認することができ、バージョンアップをそれぞれの端末に対して行うこともできます。またアプリを新しくインストールする際に情報システム部に確認をしなくても良いようにダウンロードできるアプリを事前に設定しておくこともできます。

  3. デバイス設定管理

    • Apple製品の設定を行うことができます。それに加え、どのような設定状態で利用されているかを常に監視して、オフラインでも設定がコンプライアンスに則っているかを確認して修正することができる唯一のMDMシステムです。

  4. ゼロタッチデプロイ(自動キッティング)

    • Apple製品をキッティング(セットアップ)する作業を自動で行うことができます。

  5. 自動でのコンプライアンス対応

    • 様々なコンプライアンス基準がプリセットの設定としてKandjiにあり、それをONにすることでその基準にあった設定をApple製品に適用することができます。

Kandjiの価格

Kandjiの利用料は管理する台数によって異なります。100台以下の場合は$399/月(約4万円)となっており、台数が増えるごとに金額が変動していきます。

https://www.kandji.io/pricing

Kandjiのプロモーションビデオ

プロモーションビデオ自体は英語ですが、動画で何ができるのかが分かるので、是非ご視聴ください。(2分23秒の動画です)


Kandjiは比較的新しいApple製品向けMDMツールであり、管理画面の操作性などは非常に素晴らしいです。また事前に設定のテンプレートが用意されていたり情シス担当者が時間をかけずに導入できるツールであると思います。


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