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「特化」という呪縛

ここ最近、内省の時間を多く作っているのですが、その中で感じてきた「特化からの呪縛」というテーマについてお話ししたいと思います。

時代的にも何かに特化する、ビジネスモデルとしても特化するということが当たり前の時代です。何々に特化したとか、何々専門という言葉は、むしろポジティブな言葉のように受け止められるケースが多いんじゃないかなという気もします。そのような特徴を絞ったやり方というのは、ごくごく当たり前、普通になっている気もしますし、小規模事業者であればあるほど、やっぱりそこに集中しないことにはその次がないというのは、これは絶対間違いではないといまだに思っています。

なんですけども、これは僕の場合においての呪縛ということで聞いてもらえたら嬉しいです。花と緑の専門、そこのプロデュース業を僕はやっていますが、自分棚下ろしを絶賛していて、本当に僕自身は何を求めているのか、本当に何がしたいのか、どんな人生を歩みたいのか。一旦その仕事は脇において、青木善則個人として本当に何がしたいのか。どんな人生を送りたいのか?その目的があった上でのこの仕事、ビジネスだと思うんですね。人生の中に仕事があるので。仕事の中に人生があるという順番ではない。経営者であればあるほど、自分の人生の目的、どうなりたいか、どんな人生を送りたいか。そこからの一貫性の中に企業経営というものがなければいけないというのが本当に今腑に落ちていて、もうグゥの音でも出ない状態ですね。本当にその通りだなと。そう考えた時に俺ってこの一貫性を通せているのだろうかと。結論、甘々だなという風に正直思っています。いざ自分の仕事を見た時に、やっぱりなかなか思うような成果が出ていないということは、この一貫性を通せていないということなんだろうなと感じます。

自分の人生理念に従うための方法

ひょっとしたら何々に特化しているということが、もちろん悪いわけじゃないけど、人生の目的からの一貫性なのかどうかって考えると、ひょっとしたら一部ではあるけど全部ではない。そのように今感じ始めています。だからもちろん今までやってきたことというのはこれからもやるんですけれども、このプロデュースという仕事において植物まわり、ここに特化してこれからもずっと活動し続ける必要というのが、僕の人生理念からの一貫性を考えた時に本当にどうなのか?ここの点検を今しているような状態です。

まだ何も決定はしていないですけれども、でも本当に、僕は最近シンプルに思うのが、今までやってきたことも踏まえると、今のこのJOUROという会社の仕事の中でやってきたことも踏まえ、今までの人生において自分の行動を振り返ってみると、何か行動を起こしている時のシンプルな理由って、単純に目の前の人に喜んでもらいたいというだけなんですよね。笑顔になってもらいたい。自分ができることで笑顔になってくれたら嬉しいという、本当にただただそれだけなんです。なのでその気持ちで、一番最初車の営業をやってきたし、人事担当の時も、人が足りないっていう店舗に人が採用できれば喜んでもらえるから、そのために一生懸命採用するとか、それによって会社全体が喜んでもらえるのが嬉しいし、企画出版の営業をやってた時も目の前のクライアントさんが出版を通じて広告を通じて喜んでもらえたら嬉しいし、花屋さんの時だってそうですよ。お花を届けて喜んでもらえたら嬉しい。本当にただただそれだけなんですよね。

って考えると、僕はスペシャリストでは確かにないです。何か例えばプロスポーツ選手とか、プロセールスマンとか、こういったスペシャリストではないですけど、僕はもう完全にプロデューサータイプ、マネージャータイプですから、その技術を通じて自分の特性を活かして目の前の人にどう喜んでもらえるのか、ここに生きたい!生き抜きたい!と思っているわけです。そうなったら、もっと自分の興味関心のあることって、もちろん植物もそうだけど、それ以外のことだってあるし、ひょっとしたら目の前の人が関心を持っていることって、僕が今まで関心を持っていないこと、そういったジャンルのことだってあるかもしれない。その時に、「いや僕植物専門なんで」って言って、そのチャンス、目の前の人の求めていることから目を背けてしまうのかどうか、この辺がビジネスモデルと一致してないような気がしてきてます。
この辺は、なんかすごく今、悶々としているところでございます。なので、もっとこの自問自答の時間を持ちたいと思いますし、本当に僕のこと親身になって話を聞いてくれてる経営者の先輩にも、この話はずっと相談させていただいているんですけど、壁打ちすることで自分の思考が深まっていくのを感じています。

今日の配信が役立ちますように

この時間を今はまずは大事にしたいと思います。なので今日の投稿も何かの役に立つとか断定的な言い方はできないんですけれども、悶々としているこの状況っていうのもなんかこうお楽しみいただけたら嬉しいなと思いまして投稿しました。
そのような状態に今ある方って、ひょっとしたら記事を読んでくださっている方中にはいらっしゃるかもしれませんので、そういう方々にとっての励みにになったら嬉しいです。