見出し画像

言語化する威力

頭の中にぼんやりと、でも確実にあるイメージ。
これを言語化するのが難しい。

「例えばこんな感じ」
「例えるならば〜のような企業」

こんな曖昧な表現をしているうちは、その価値が正確に相手に伝わっていないと思ってもいいのかもしれない。

僕自身、独立してからそんなことの繰り返し。
そもそも「ボタニカルディレクター」なんて職業ないし、
花と緑の企画会社なんて存在してなかったし。
全部自分で産み出した言葉。
(どこかには存在していたのかもしれないけど、少なくとも自分は知らなかった)

前例がない道を進んでいるので
「どんな仕事やってるの?」って聞かれることが多い。
その時にコンテンツを見てもらえればそれで全てわかるような状態が理想なんだけど、一言で言うと?って言われた時に「うっ」ってなってしまって、なんとか生み出したのが花と緑の企画会社。

でも、最近。
この「企画会社」という表現自体が抽象的だなと感じている。
その言葉を聞いた人が「で?」ってなる。
じゃあどうしたらいいか?そんな悶々とした時間を過ごしていた時に思い出したことがある。

吉本興業

実は、独立して間もない頃からベンチマークしている会社の1つとして吉本興業を挙げていた。
説明するまでもないが、日本の芸能プロダクションのトップクラスに位置する会社で「笑」を軸に様々なコンテンツを提供しているプロダクション。

「プロダクション?」

この言葉が頭をよぎった。
と、すかさずChat GPTでプロダクションとは?を質問してみた。

「プロダクション」という用語は、一般的には映画、テレビ、ラジオ、音楽、舞台などのエンターテイメント業界における制作会社を指します。プロダクションは、様々なメディアコンテンツの制作や配給を担当し、クリエイティブなプロジェクトの開発から製作、マーケティングまでを一貫して行います。
映画プロダクションでは、映画の企画・制作、脚本の執筆、キャスティング、撮影、編集、音響制作などのプロセスを管理します。テレビプロダクションでは、ドラマ、バラエティ番組、ニュース番組などの制作を担当します。音楽プロダクションでは、アーティストのマネージメント、レコーディング、プロモーション、音楽配信などを手掛けます。舞台プロダクションでは、演劇やミュージカルの企画・制作、演出、舞台美術などを担当します。
プロダクションは、才能あるクリエイターやアーティストとの提携や契約を通じて、優れたコンテンツを制作し、視聴者や聴衆に提供します。また、資金調達や予算管理、スケジュール管理、法的手続きなどもプロダクションの重要な業務です。
プロダクションはエンターテイメント業界において重要な役割を果たしており、映画やテレビ番組、音楽、舞台などの創造的なプロジェクトを実現するために欠かせない存在です。

なるほど。
俺のやりたい方向性はここかも。
でも、芸能プロダクションでも映画プロダクションでも映像制作プロダクションでもない。じゃあ、なんだ?

出てきた答えは「植物プロダクション」

しっくりくるようなこないような汗
でも花と緑の企画会社より相手に伝わりやすいとは感じた。
どうだろう?

今日の本題に戻ると、この「言語化」ができると一気にイメージが膨らむ。
逆に言語化ができないとイメージが膨らまない。
その威力を感じている。

仮に植物プロダクションとして本当に動き出したら、
やることとやらないことが今よりも更に明確になってくる。
誰の力を借りたいかも明確になってくる。

その意味で本当に自分が何を求めているのか?
言語化する重要性は心から感じている。

「花×○○」「緑×○○」
この可能性は本当にまだまだ未知数。だからワクワクする!
そこにもっと全集中できるような環境を早く作るぞ!