パーソナルブランディング

ここ数年よく聞くようになってきたパーソナルブランディング。

地元長野県には、このパーソナルブランディングの専門家がいます。現在は全国引っ張りだこで各地でセミナーやワークショップを開催しています。

その草間さんが書いた書籍はとても読みやすく内容も理解しやすいので、このテーマに関心のある方はご一読されることをオススメします。


花屋という商売

さて、そもそもなんですけど、花屋という商売は「肉屋さん・魚屋さん・八百屋さん」と同様の捉え方をされています。無論、そこから脱却している花屋さんもいるわけですが、「ビジネスモデル」としてそこから脱却できていない花屋さんがとても多いのが実情です。

「花」という材料を仕入れ(できれば安く)、そこに手間賃などを乗せて販売価格が決まり、その差益×販売数によって売上が決まる。これが一般的な構造です。これはこれで売上が成立するのでOKなのですが、一つの会社・お店として考えた時に、キャッシュポイントがこれだけでは厳しくなってきているというのが現在です。。

このビジネスモデルは40年以上も変化していないと言われています。部分的な変化はあっても激しく変化している外部環境に適用する形での変化は見られない。残念ながらそう言わざるを得ない状況だと捉えています。

花は花屋で

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「肉は肉屋で」「魚は魚屋で」「野菜は八百屋で」「花は花屋で」

お客様の消費行動がそうなっていれば、まだ良いのかもしれませんが、少なくとも肉と魚と野菜はスーパーに買いに行く人がほとんどではないでしょうか?

花だけは花屋。これは少々特異な面かもしれませんが、とは言っても現実的に「花だけを買いに」花屋さんに足を運ぶ人は少なくなっています。これはインターネットの影響も間違いなくあるでしょう。

しかし大型チェーンがすでに花やグリーンの部門を内製化している会社もあります。その資本力を生かし、専門店よりも安く販売もできます。そうなるとその他販売部門あり、「そこに行けばなんでも揃う」お店に日常の中では足を運ぶ傾向があるのではないでしょうか?


専門店だからこそ

じゃあ、専門店である「花屋」はどこで勝負する?

品揃え?→確かに大手チェーンでは対応できないマニアックな商品や希少価値の高いものなど、品揃えのタイプの違いによる差別化はあるかもしれません。

何かに尖る?→確かにこれもありですよね。特に都市部では最近この傾向をよく見かけます。地方で尖った場合にどうなるのか?今まではそれは難しいとされていましたが、本当に難しいのか?まだよくわかりません。。

正解はわかりませんし探し続けることが正解のような気がしますが、一つ参考にしている考え方がこちらです。

「ファイブウェイポジショニング戦略」

地元の経営者の方から紹介していただいて読んだ本です。ざっくり言うと何か一つを業界トップにしようと言うもので、「全部」を追い求めてはいけない、他は業界平均レベルで良いと言うものです(乱暴すぎるかな 笑)

詳しくは読んでみてください。


やっと本題に入ります

で、今回の本題「パーソナルブランディング」ですが個人的に一番の差別化要素は「人」だと思っています。

なぜ?
絶対同じ人がいないから。

だからその「人」の長所や得意なことを伸ばすことがお店にとっても会社にとっても業界にとっても良いことだと思っています。短所や不得手は無視!

だからその時に「パーソナルブランディング」の技術を活用することで自分の良さを引き出すことが大切になっていると考えているわけなんです。

私はそのための一つの手段としてあることを考えています。業界の中に今までそのような仕組みはありません。他ではあります。でも業界にないので斬新です!

価値共創インフラ

最近、この言葉にズバッと胸を打たれ、それを花業界に創ろうとしています。そのためにいろんな方から意見やアドバイスをもらっています。

発表できる時期になったら発表しますので、楽しみにしていてください!