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映画で世界へ旅をする その1

暇さえあれば、いや暇がなくても、映画を観たい。

徒歩圏内に映画館があることもあって、新作も観るけれど、
ここ数年はNetflixなどのVOD(動画配信サービス)の普及により、
映画だけでなく、海外ドラマまで観るようになり、
やめられない「沼」にハマっている。

更に、コロナ禍。
1年半前、まず諦めたのがタイ出張。
それまで、年に何度も海外に行けていたのに、もうずっと日本にいる。
こんな状態が拍車をかけたか、
Netflixに世界中の作品がラインナップされているからなのか、
益々オンラインで世界へ飛ぶようになった。

今日は、インドへ。

Netflixオリジナルのドキュメンタリー「運命の子供たち」。
インドのカースト最下層民の差別と貧困の連鎖を断ち切るために
インド系アメリカ人が設立した全寮制学校シャンティ・バヴァン。
一家族、一人の子どもだけが、4歳から大学入学まで14年間、
無料で学び、暮らす。生徒たちの中から、5人の女の子を6年間追った作品。

原題は「Daughters of Destiny」。
いやはや本当に、女性であるというだけで、大変な運命を背負っている。

そして、学校での教育や習慣と、年に数回帰る実家の環境のギャップ。

長年変わらなかった差別と貧困を、
彼女たちが一気に体験していく様に引き込まれる。

このインドのカースト最下層民(「触れると穢れる人間」とされるパーリヤ)は
約3億人と言われている。日本の人口の倍以上。
このシャンティ・バヴァンの活動が、よい循環を生みだしますように。

<インドが舞台のオススメ映画>
痛快?!ものは
きっと、うまくいく」(2019)
マダム・イン・ニューヨーク」(2014)
スラムドッグ$ミリオネア」(2009)
俳優のデーブ・パテールつながりで
マリーゴールド・ホテルで会いましょう」(2012)
マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」(2015)
LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」(2016)
スパイス料理を作りたくなる3部作
スタンリーのお弁当箱」(2013)
めぐり逢わせのお弁当」(2014)
マダム・マロリーと魔法のスパイス」(2014)




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