私が教員を辞めた理由③
こんにちは、satomiです。
14年間ほど続けていた教員というお仕事に区切りをつけた、その理由の第3弾です。
「一体何弾まであるんだ!」って感じがすると思いますが、そもそも今やっているお仕事を手放すって結構勇気のいるものです。
ドラマや漫画みたいに、たった一つの運命的なきっかけでがらっと方向転換できるほど簡単なものではない、ということなんです。
さて、第3弾として挙げられる理由なのですが「新しいことに挑戦したかった」というのがあります(第2弾に書いたものとも似てますが)。
私は 大学卒業→専任教諭→結婚を機に非常勤講師 という働き方をしており、「非常勤講師」の期間がかなり長いです。
非常勤講師は授業だけをしに行くので、クラス担任を持ったり、部活を持ったり(持つ先生もいますが)、行事に関わったりすることはありません。
そして、基本的にはいつも同じ学年の同じ科目を担当していました。
なので、ざっくりいうと年を重ねるごとに「1年間の流れが毎年大体同じ」になっていきます。
「4月には授業のガイダンスとこの単元を、5月は定期試験があるから演習の授業を多めにいれて…」みたいな感じですね。
もちろん最初の数年は「翌日の授業を前日に作る」が常でしたが、だんだんと「この内容は、こんな感じで授業すればOK」というのが分かってきます。
すると、授業の準備も年々ラクに(手帳やノートであれこれ管理していたことにも助けられました)。
途中「明日はここを変えてみようかな?」と工夫し、気持ちを新たに仕事に取り組めた時期もありました(ここはノートを使った振り返りをしていたことが大きかったです!)。
ですが、それにもしっかりと向き合ったあとは「もう少し違うこともやってみたいな」と感じ始めたんです。
もちろん毎年生徒は変わるし、授業だって私のやりようでいくらでも改善できるし、続けていれば今以上に「教員としての引き出し」が増えることは間違いありません。
でも、ただそれをずーっと続けるのではなく、この経験を活かしてなにか違うこともやってみたい。
周りの環境や手帳やノートのおかげでかなり前のめりに「教員」というお仕事を楽しめた(楽しみきった!)ということも大きかったと思います。
仕事に限りませんが、今なにか新しい選択をしようと思っている方、迷っている方の参考になったら嬉しいです。
第1弾、第2弾はこちら↓
最後までお読みいただきありがとうございました☆
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