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Kiyo to Kiyo クエスト 第12話

喜代と出会い、学んでいくうちに、僕自身も喜代の考え方をお手本としながら、“変わるんだ!”と決めた時から、大きく変わり始めたように思う。僕の中の“モヤモヤ”が薄れていき、自分軸(“宇宙創造の源の意識”との繋がり)を意識するようになっていった。
 
僕の中に繰り返し響く喜代の言葉・・・
 「自分に素直になって」
 「自分が何をしたいか? どうしたいか?」
 「人は人、それはお外」
 「お外ではなく、内を観て」
 「嫌われる勇氣を持って」
 「人からどう思われてるかではなく、自分がどうしたいか?」
 
僕は今まで、人目を氣にしたり、人と比較しては対抗心を燃やしたり無い物ねだりをしたりしていた。知識についても、「人より知っている」などと人より優位に立とうとする思いが強かったように思う。
 でも、その生き方はどこか窮屈で、今思えば自分を傷つけていたようにも思う。
 人と比べる生き方を手放して、“素の自分”を信じて大切にしようと決めた時、今思えば、そこが大きな分岐点になったと思う。
 
自分と向き合い、自分軸(“宇宙創造の源の意識”との繋がり)を意識するようになってからは、少しずつではあるけど、氣分も軽く楽になっていくのを感じた。そして何より、表情も自然に笑みが出て、よく笑うようになったように感じる。
 今、こうして文章を書きながらも、自分の中から温かな“不思議な何か”が湧きあがってくるのも感じる。これが、今まで自分が蓋をしてきた“本来の素の自分”であり、“宇宙創造の源の意識”との繋がりなのかなって感じる。
 
今だからわかってきたことがある。
“対抗心”と“向上心”は似ているようだけど、意識がお外を向いているか、自分と向き合っているか(内面に向いているか)、意識の方向が大きく違うように思う。
 
僕は人と比べたり周りを氣にする生き方(対抗心)を手放すと決めた。
その時から、自分と向き合い、素の自分、自分軸(“宇宙創造の源の意識”との繋がり)を意識するようになった。
 喜代がよく言うように、「いつも変わらない自分」、「自分が好きでいられる自分になる」、そのことも意識して、“宇宙創造の源の意識”を感じて繋がる意識、自分を磨き、波動(周波数)を上げることを考えるようになった(この意識こそが向上心なのかなって思う)。
 意識をお外に向ける“対抗心”ではなく、自分の内に意識を向ける“向上心”を大切にするようになったことで、感覚(直感)も研ぎ澄まされて来たように感じる。そのおかげで、ニュースや情報に感情が振り回されることなく、冷静に受け止められるようにもなり、何より、日々を楽しく、よく笑って過ごせるようになったように感じる。

         ~ つづく ~

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