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笑いの創世記 第三章

蛇は神に言われた、「ここ『寄席の園』にある2本の樹の意味は?」

神は言われた、「蛇は呪われよ! 物事には順番がある!」

蛇は言われた、「神よ、頭を冷やせ! 順番があると言いながら
矛盾しとる(笑) 元の話ではヒトがリンゴをかじった後の
セリフだろ~(笑)」

神は不機嫌になりながら、ヤケクソ気味に言われた、
「ボケ、ツッコミ、よく聞くが良い! 園のどの樹から実をとって
食べても良い。とくに『オチ』の樹の実は笑いが地に満ちよう。
だが、『スベリ』の樹の実は食べてはいかん!
 もし食べたら滑りまくって死に至る。」

そう言い残して、神はふてくされて帰っていかれた。

ボケとツッコミは神の教えを守り、園の中から
『オチ』の樹の実だけを食べて過ごしていた。
 寄席の園は笑いで満ち溢れていた。

蛇はボケに言った。
「あんないい加減な神のたわごとを信じるのか?
『スベリ』の樹の実は、見るに魅惑的で、食べたらおいしくて
やめられない、止まらない、なんちゃらえびせん・・・って
なるぞ(笑) そして心の目が開き、笑い以外の感情もよみがえって
感情豊かな知性体に進化し、神のようになるだろう。
さぁ、ボケよ! スベリまくるがよい(笑)」

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