高校 情報Iの教科書で扱うプログラミング言語の種類とその分布
情報Ⅰで扱うプログラミング言語は教科書によって異なる
来年度からの新学習指導要領で取り入れられる高校「情報I」科目において、生徒がどのプログラミング言語を学ぶことになるかは、教科書によって異なります。
教科書の難易度にも差がありますが、先生の得意分野や生徒の様子から判断して選定した教科書に従って高校でプログラミングが教えられることになります。
情報Iの教科書で扱われているプログラミング言語は4種類
検定に合格した教科書は6社から13点発行されています。
高校生が情報Ⅰで学習するプログラミング言語はPython、JavaScript、VBA、Scratchの全部で4種類です。
4種類すべてを学ぶわけではなく、教科書ごとに上記4種類の中から1~2のプログラミング言語が収録されています。
情報Iの教科書で最も取り入れられていたのはPython
情報Iの教科書で取り入れられている4種類のプログラミング言語のうち、最も多くの教科書で取り入れられていた言語はPythonです。
人工知能(AI)の分野で取り入れられるなど多くの場面で使われている言語です。
言語の人気ランキングでも様々なランキングで上位に位置しています。
ついで人気なのがウェブサイトやシステムなどの開発に使われているJavascriptと、主にExcelやAccessなどのOffice製品で使われているVBAです。
情報Iの教科書には複数のプログラミング言語を併記しているものも
単一のプログラミングしか扱っていない教科書もありますが、多くの教科書において2つ以上の言語を併記しています。
例えば東京書籍は2点の教科書を発行していますが、『新編情報I』ではPythonとScratchを扱い、『情報I Step Forward!』ではPythonとJavaScriptを扱っています。
この他数研出版から出されている2点の教科書と日本文教出版から出されている1点の教科書が複数言語を扱っています。
全教科書を分析した情報Ⅰの用語集とオリジナルの確認問題集を発行
当研究会では情報Ⅰの学習や受験対策を進めるにあたって必要な用語集と問題集を作成しました。
それぞれnote上で販売しています。
また、学習塾等で使用する教材については別途作成しておりますので、個別にご連絡ください。
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