「将来は何をするの？」

「最近仕事どお？」
久しぶりに会った人とは取り敢えずこんな会話をする機会は少なくない。

「仕事には慣れたし、人にも慣れたし、いい意味でマイペースに仕事を進められるようになって…」と決まり文句のように順調な様子を語っていた。

2017年秋
知り合いの集う所へ短い滞在の間に
「これから何をしていくの？」
「将来は何をしたい？」って、
今の仕事の話ではなく
将来についてを沢山聞かれた。

多方面から同じようなフレーズがいくつも来る時がある。
この時もそう。
これはメッセージだ。

学校出て免許取って免許いかした仕事に就いて…
あれ？ゴールじゃないの？違うの？？
私の将来？？？
とにかくハテナだった。
考えた事がなかったから。

実は物凄く興味があって絶対に欲しい資格ではなかった。
あったらいいな〜手に職を…という事で生活に役に立ちそうな資格を取り敢えず取った。
順調に資格取得、就職も決まったので深く考える事がなくここまできてしまったのだ。

このメッセージを機に
自分の将来像を思い描くことを始める。

とは言え…
考えてもそう簡単に描けるものではなかった。
私の将来はぼんやりしたままだった。